目次
ゲーム概要
『くにおくんの三国志だよ全員集合!』は、2021年12月16日に発売されたアクションRPGです。本作の主な特徴として、簡単操作で必殺技や超必殺技を繰り出せる爽快アクション、火計をはじめとした三国志ならではの「計略」システム、自分の戦闘スタイルに合わせて主人公・くにおくんを成長させていくキャラ強化要素が挙げられます。
なお本作のストーリーモードは最大2人でのおすそわけプレイ、ローカル通信プレイ、インターネット通信プレイに対応しています。
あらすじ
物語の舞台は今からおよそ1800年以上前の中国・漢王朝時代。官僚たちの腐敗しきった政治により人々は苦しめられ、天変地異や疫病の蔓延により天下は混沌を極めています。そんな中、追手から逃れる男の姿がありました。彼の名前は関羽(くにおくん)。曲がった事が許せない性格から、ワイロを要求する役人をブン殴ってしまい、追われる身となっているのです。ほとぼりが冷めるまで近くの小さな村で大人しく過ごす事に決めた関羽でしたが、何やら村が騒がしい事に気付きます。どうやら漢王朝に異を唱える暴走集団「黄巾賊」が付近で暴れているとの事。それを聞いた関羽は大人しくすると決めた事も忘れ、戦いに飛び出すのでした。
対応プラットフォーム
Nintendo Switch ※2021年12月31日時点
PlayStation4版、Steam版が2022年4月以降に発売予定です。
ストーリーモードのプレイ人数
おすそわけプレイ | 最大2人(おまけモードは最大4人) |
ローカル通信プレイ | 最大2人 |
インターネット通信プレイ | 最大2人 |
おまけモードは初回リリース時はおすそわけプレイにのみ対応。 ※2021年12月31日時点
実況プレイ&解説動画(生放送)
おすそわけプレイ手順
一番簡単な難易度「軟派」の第1章「蒼天、すでに死す」を約40分程度ソロで進めていくと協力プレイが可能になります。
- +ボタンを押してメニュー画面を開き、R1ボタンを押してOPTIONタブを開きます。
- 「協力プレイ」を選択します。
- プレイ方法→「おすそわけプレイ」を選択し、決定ボタンを押します。
- コントローラーを2つ認識させて、「Aボタン」を押す。
- 協力プレイが開始されます。
オンライン協力プレイ手順
招待側
- +ボタンを押してメニュー画面を開き、R1ボタンを押してOPTIONタブを開きます。
- 「協力プレイ」を選択します。
- プレイ方法→「インターネット通信」、対象プレイヤー→「フレンドのみ」、参加方法→「ホスト」に設定し、決定ボタンを押します。
参加側
- +ボタンを押してメニュー画面を開き、R1ボタンを押してOPTIONタブを開きます。
- 「協力プレイ」の項目を選択します。
- プレイ方法→「インターネット通信」、対象プレイヤー→「フレンドのみ」、参加方法→「ゲスト」に設定し、決定ボタンを押します。
- 中断データの削除に同意し、「はい」を選択します。
- フレンドの名前のルームを見つけたらAボタンを押し、ルームへの参加に同意して「はい」を選択します。
- 協力プレイが開始されます。
解放されていない難易度やチャプターには招待および参加ができません。
レビュー
オススメする点
- 懐かしくも新鮮な感覚が味わえる
- 三国志の物語を「くにおくん」らしさ満載で楽しめる!
- 爽快感のあるバトル
- 懐かしくも新鮮な感覚が味わえる
過去作をプレイした事があるので高音質化された懐かしのBGMや効果音にテンションが上がりました。また“マッハパンチ”や“マッハたたき”などシリーズおなじみの必殺技が本作にも登場しているほか、キャラクターがご飯を丸呑みするコミカルな動きや、倒された敵のセリフ(「がくっ…♡」 など)が画面下部分に表示されるといった本シリーズならではの演出がとても懐かしく、ゲームへの没入感をより高めてくれました。一方、シリーズ作品をプレイしたことがない人でも操作性の良さや爽快アクションのおかげでとっつきやすいので、くにおくんの世界にすんなり入り込めるのではと思います。さらにマップ間の移動をショートカットできる機能や、難易度が少しずつ上がっていくバトルバランスなどの親切設計が良かったですし、食事によってリアルで10分間ほどキャラクターが強化されたり、ゲームの難易度が上がると強力なおまけ効果のついた装備を敵がドロップするようになるといった新要素もゲームを魅力的にしています。本作はシリーズ通しての魅力でもあるシンプルな画面構成を継承していますが、そこに古めかしさは無く、寧ろ見やすく・使い易くなるよう洗練されています。そのためレトロさと新鮮さを併せ持つ、味わい深いベルトスクロールアクションとして楽しくプレイできました。
- 三国志の物語を「くにおくん」らしさ満載で楽しめる!
くにおくんをはじめとする個性的な登場人物たちが繰り広げるドタバタ劇が面白く、可愛いイラストで描かれるキャラクターたちの表情の豊かさのおかげでクスッと笑える場面が多々ありました。さらに、やっている事は間違いなく三国志なのに終始「くにおくん」らしさが満載のためストーリーが堅くなり過ぎないところも良かったです。例えば馬がどう見てもバイクだったり、軍のことをチームと言ってみたりとツッコミどころが多く、歴史について詳しくない私たちでも三国志の世界に抵抗なく入り込むことができました。一方、諸葛亮孔明が矢を10万本集める有名なお話や地域名といった基本部分は史実に忠実なので、くにおくんのコミカルな世界観を通じて三国志について学べた…ような気がします!笑
- 爽快感のあるバトル
シリーズおなじみの技を必殺技の枠で6か所(素手)、超必殺技は2か所、計略は4か所同時にセットすることが可能です。必殺技にはパンチやキック、投げ技、武器を使うものなどかなりの種類があります。キャラクターのレベルが上がるとポイントを振り分けて好きなステータスを強化でき、知力や打たれ強さ、運などの7つの能力を成長させることができます。これらのステータスの振り方と必殺技の組み合わせ次第で、パンチ攻撃に特化したくにおくんや、頑丈なくにおくんなど、様々なバトルスタイルを構築できると感じました。三国志ならではの計略システムも面白く、火の矢を降らせたり、雷を落としたりと画面全体を使ったド派手な計略で大量の敵を一掃することができます。また、敵の攻撃を防御した後にカウンターで超必殺技を繰り出すのに成功した時はかっこいいカットインと心地良いSEも相まってかなりの爽快感がありました。
注意する点
- 2Pはあくまでもサポート
- 協力プレイ中に不便な点がある
- ちょっとボリューム不足かも…
- 2Pはあくまでもサポート
おすそわけプレイの際、2Pキャラクターは1Pキャラクターのクローン(性能も技設定も全く同じキャラクター)として登場します。レベルも上がらないので長時間プレイしているとレベル差が開き、遊びにくくなってきます(一度協力プレイを解除して再接続すると1Pと同じレベルになります)。また2Pプレイヤーはメニュー画面が開けないので、技の設定や回復アイテムの使用も好きなようにできません。ほかにも、NPCに話しかけられなかったりエリア移動権限が無かったりと、2Pキャラクターはあくまでもサポート的立ち位置だと感じました。
インターネット通信プレイの場合
オンラインマルチ時は参加側もレベルが上がり自由にキャラカスタマイズができました。しかし、なぜか参加側はメニューは開けるけど閉じられない謎仕様(どちらかがメニューを開くと二人ともの画面にメニューが表示されます)なので、ボイスチャットなど意思疎通の手段がないと各自が好きなようにキャラ強化しながら進めるのは難しいと感じました。
- 協力プレイ中に不便な点がある
一度、進行不能バグがありました。バトル開始と同時に敵キャラが勝手に全滅し、そのままエリア移動ができなくなりました。ゲームをリセットすることで再度進行することはできましたが、肝を冷やしました…。また、送り仮名のミスや単純な誤植もちらほらあり、細かい部分で詰めの甘さを感じました。加えて本作にはサブクエストが結構あるのですが、その進行度を管理できるような画面がなく、同時にいくつも受けていくうちにどんなクエストを受けたのか記憶が定かでなくなる事もあり、依頼人を探し回る羽目になったりと面倒に感じることがありました。
なおオンラインで協力プレイをする際、参加側が章の途中まで進んでいた場合はその進行度がリセットされる点には注意が必要です。章の最後まで進んだ状態で参加すると、もう一度その章を最初からやり直さなければなりません。チャプターの途中で協力プレイを開始した場合、そこまでの進捗がリセットされ、チャプターの最初からプレイすることになります(協力プレイ開始時に注意書きが表示されます)。
- ちょっとボリューム不足かも…
周回前提のゲームとなっており、ストーリー1周目のクリア時間は私達の場合10時間弱でした。難易度が4段階あり、クリアするごとに1段階上の難易度が解放されていくシステムになっています(そのため装備トレハン要素が楽しめるようになるのは、最低でも1周目クリア後となっています)。2段階目の硬派派以上では名声値を200以上を貯めることによって分岐する別ルートが一つ用意されているのですが、章の最後の方で分岐するだけでストーリーに大きな変更・変化はなく、わざわざ周回する必要があるか悩むレベルでした。ただ分岐後のボスに関してはかなり強い設定になっているので、やりごたえのあるバトルが楽しめました。本作ではレベルアップの度にステータスポイントを5ポイント自由に振り分けられるのですが、打たれ強さを特化させた私たちの場合、雑魚敵の攻撃が早々にほとんど1ダメージになってしまい、ボス戦以外でのバトルに緊張感がなくなったせいで、どうにも作業感が否めなくなってしまいました…。
おすそわけプレイの仕様
協力プレイの特徴
- お互いを蘇生することはできない(お金を失う代わりに連打で復活)
- 2Pはバトル操作のみ(NPCと会話したりできない)
- おすそわけプレイを中止→再開すると2Pの体力・気力が全快する
- 1Pが回復アイテムを使用したり食事をすると2Pにも効果がある
- 1Pと2Pが離れすぎるとエリア移動ができない
協力プレイ環境
Nintendo Switch本体 | 1台 |
ソフト | 1本 |
コントローラー | 2台 |
おすそわけプレイ時、Joy-Conグリップ(Joy-Conプロコン)に非対応。※Joy-Con横持ちプレイ・プロコンには対応
二人協力プレイに掛かった費用
ソフト代 | 3,740円 ※2021年12月31日時点 |
オンラインサービス | 不要 ※インターネット通信プレイの際は Nintendo Switch Onlineに加入が必要 |
夫婦コメント&評価
夫コメント
懐かしい雰囲気を残しつつも進化を遂げたグラフィックやBGMで新作の「くにおくん」をプレイでき、とても良かったです。昔必死に遊んでいたので、懐かしのキャラクターたちの表情豊かでコミカルな演出に何だか感動してしまいました。技ショップでは各必殺技の動きを動画で確認することができ、昔ながらの必殺技から今作で追加された新しい技まで色んな技があるなか、ムービーを見ながらどれを買うか選ぶのが楽しかったです。クエスト一覧画面などがなく、やや気になる点はありますが、くにおくんの世界に浸れてじゅうぶん楽しめるゲームだと思います!「くにおくん」シリーズが好きな方におすすめします。
妻コメント
計略や超必殺技のかっこいいカットインが戦闘を盛り上げてくれました!敵の数が多いので、範囲技で一掃できると無双ゲームにも似た爽快感があります。私はくにおくんシリーズをプレイするのが初めてでしたが、2Dドットのキャラクターたちが繰り広げるバトルのアクション性の高さ・奥深さに衝撃を受けました。ベルトスクロールアクションのためステージ内には左右だけでなく上下の概念もあり、少し位置がずれていたら攻撃が当たらないシビアさも本作の魅力かと思います。ストーリー分岐後のボスは非常に強く、即死攻撃などもあり白熱したバトルを楽しめました。