2024年1月19日に発売予定の新作オープンワールドサバイバルクラフト「パルワールド」を発売に先駆けてオンラインマルチプレイで遊んでみました!本作のパルを利用したサバイバル・クラフトシステムや、ボス戦なども含めてレポートしたいと思います!
目次
まずはキャラクリから!
キャラクリは既存のパターンから顔や髪型を選んで組み合わせていく形式になっています。輪郭やパーツの形などを細かく調整することはできないものの、色相・彩度・明度は自由に設定可能で、カラーリングにはとてもこだわれます!また、体型(胴体・腕・脚の太さや大きさ)もカスタマイズできます。センスのないぴろきでもあっという間にムキムキのイケメンの出来上がり!!
オンライン協力プレイはゲーム開始後すぐに始められる
スタート画面でゲーム開始を選択し、ワールド設定時にマルチプレイの項目を「ON」にします。
ゲーム開始後、オプションボタンを押して招待コードを表示し、英数字のコードをゲストプレイヤーに伝えます。
ゲストプレイヤーはスタート画面で「マルチプレイに参加する(招待コード)」を選択します。
ホストプレイヤーに教えてもらった招待コードを入力するとホストのワールドに参加できます。
謎の島「パルパゴス島」
オープニングムービーでは、目を覚ますと見知らぬ島に漂着していた主人公の姿が描かれます。
謎の端末?も一緒に流れ着いている様子・・・
チュートリアル通りに進めれば操作やシステムが理解できる親切設計
その後、すぐにチュートリアルがはじまります。まずは作業台を作ることに。これでツルハシや斧などの便利道具が作れる様に!!
その後、焚火の前で休んでいるNPCを発見!話しかけてみると…どうやらこの島の過酷な環境に苦しめられている模様。なんと、獰猛なパルに仲間の命を奪われたとのこと。本当かなあ…
しかしその後、何とはなしにニワトリ型のパルを殴ってみたところ、手痛い仕返しを喰らってしまう。こ…こいつら狂暴だ!!
あんなに暴れるなら早くとっつかまえて使役した方がよさそう。というわけでパルを捕獲するためのアイテム「パルスフィア」の製作を急ぐことに決めます。
パルスフィアを作るために必要な素材「パルジウムの欠片」がどこで手に入るのか少し悩みましたが、こはくのひらめきでツルハシを作って近くの青く光る岩を削ってみると…ビンゴ!「パルジウムの欠片」が手に入りました。
パルスフィアをクラフトして、早速はじめてのパルを捕まえに行くことに。ターゲットは、拠点の近くで歩き回っていた「ツッパニャン」に決定。しかし、少し近寄っただけでめちゃくちゃ逃げられてしまいます。そりゃこんなこん棒持って追いかけて来たら誰でも逃げるか…。
しかし諦めるわけにはいかず、どうにか崖沿いに追い詰めることに成功。
しかし、ゆっくりと近づいてこん棒を振り下ろそうとした瞬間・・・
しまった、また逃げた!!!
再びの追いかけっこの後、どうにか追いつくことに成功。弱らせないと捕獲できないので、必死でダメージを与えていきます。十分弱らせてから、スフィアを投げつけます!!!
そして・・・とうとう捕獲に成功しました!
すごく可愛いです!!
そうこうしているうちにあっという間に夜になってしまったので、慌てて火おこしすることに。あまりに暗いので、2人とも松明で木を殴って木材を集めました。なお効率は悪いのですが、なんと素手で石を殴って素材を集めたりもできます。
そして、拠点&ファストトラベル地点として利用できる「パルボックス」が完成!
パルボックスには捕まえたパルを保管したり、拠点で放し飼いにするパルを設定することもできます。
その後拠点の近くを探索していると、放浪者の手記を発見。
こういった収集アイテム要素もあるのでフィールド探索はかなり楽しめそう!
パルは食べ物!?
何も食べずにサバイバル1日目が終わったため飢餓状態になってしまったぴろき。お腹が減りすぎてとうとうHPまで削られ始めたので、腹ごしらえにパルを食べようとしますが・・・
返り討ちにあい、力尽きてしまいます。
幸い近くにこはくがいたため、蘇生してもらって復活することができました。ちなみに蘇生にはアイテムなどは不要で、近付いてボタン長押しをするだけでした。また、蘇生待ち状態でも這いずり移動ができます。
気を取り直して・・・手に入れたタマゴで目玉焼き作るよ!
そんなこんなで拠点のアップグレードも完了です!
探索に出発!
拠点もアップグレードできて少し余裕がでてきたので、行動範囲を広げることに。新たなファストトラベル地点も解放できました!
その後、途中で見かけたかわいくてかっこいいパル「アロアリュー」を仲間にしたくなり、弓などを揃えて準備したうえで挑んでみました。
しかしレベル15のアロアリューは強かった・・・。レベル6では勝てるはずがないw
こはくもやられてしまい、全滅ですw 本作のデスペナルティは倒れた地点へのアイテム全ドロップで、落とした場所に光の柱が立つのでわかりやすいです。なお、ワールド設定からデスペナルティの内容をカスタマイズ可能で、例えば何もドロップしないような設定にもできるので戦闘に不慣れな方でも安心!
そのあともかなり苦戦しましたが・・・無事に仲間にできた時はやっぱり嬉しい!
命のリレーでなんとか仲間にしましたが、レベル差がある状態で挑むのはオススメしませんw
パルも色々。100種類以上のパルを仲間にできる!
パルにはそれぞれ属性や作業適正があります。例えばナエモチというパルは、草属性と地属性のパルで、「種まき」の作業を手伝ってくれるパルです。
一方こちらのモコロンというパルは無属性ですが、アイテムクラフトや建築といった「手作業」や、アイテムを道具箱まで自動で運んで収納する「運搬」、そして放牧することで羊毛などのアイテムが採取できる「牧場」という作業適正を持っています。さらに各パルのパッシブスキルなどによって作業スピードなども変わってくるので、どのパルに何の作業をさせるかを管理する運営シミュレーション的な楽しみ方もできます。
密漁団のボスとバトル!
チュートリアルミッションも順調に進んでいき、とうとう「レイン密漁団のボスに挑む」というミッションが出現。というわけで、いざボス戦へ!!
ボス戦では強力な範囲攻撃やプレイヤーを狙ったレーザー攻撃などがあり、回避が重要となっています。
さらに10分以内に倒す必要があるのですが、敵が硬すぎて全く体力を削ることができないまま矢弾が無くなってしまいました。手持ちのパルを全員繰り出しても火力不足なのは明らかで、苦戦を強いられて焦って回避をミスしてしまった結果あっけなく全滅してしまいました・・・。ただ、パルの属性の相性を考えたり、矢をもっと大量に持って来れば勝てないことはないのではという感じでした。
強くなるため少し遠出!
強くなるために新しいパルを探して探索範囲を広げました。
パルを普通にNPCが販売していたりしました。
探索範囲が広がるにつれて「もっと早く移動できないかな」と感じるようになり、テクノロジー(クラフトレシピ)を確認してみるとパルに取り付けるサドルを発見しました。
早速作ってみることに!
やったー!乗れたぞー!!騎乗中はパルの覚えているスキルを使うことができ、岩や木などを破壊して素材採取することもできます!
ボス戦に向けて矢弾を一人最低150個持っていくことに決めて作っているとレベルが上がったので、新しく解放されたレシピを確認してみると・・・新しい武器「三連弓」が解放されていました。説明を見てみると、「一本の矢を消費するだけで三本の矢を放てる弓」・・・だと!?強っ!!これがあればボスにも勝てるぞ!!!!
ということで三連弓を二人分用意して、ボスにリベンジする用意はバッチリ!
そして、満を辞しての再戦!三連弓でしっかりとダメージを蓄積しつつ、パルの切り替え操作も行ってどんどん攻撃していきます!!
火力がぐんと上がったこともあり、先ほどとは比べものにならないスピードでボスの体力が減っていき・・・今回は完全勝利をおさめることができました!!やったーーー!!!
多彩なバイオームのある広大なマップでサバイバル!
チュートリアルミッションを全て終わらせるためにマップを探索しました。最初に降り立った森林・草原エリアから進むと、紅葉の広がるエリアや、海岸のような場所もあり、生息しているパルの種類も異なっていました。
レアパル発見!
配信中に、レアなパルを発見することができました。今回遭遇したレアパルは、同種の他のパルよりも大きい「ツッパニャン」。体がきらきらと光っているので、遠くからでもレアなパルだと気づきやすいです。
捕獲して確認してみると、最初から強力な炎属性攻撃「インフェルノ」を習得しているほか、作業効率がUPする「希少」や、プレイヤーの防御が10%も増加する「堅城の軍師」といった珍しいパッシブスキルを持っています。これは厳選がはかどりそうです!パル同士の交配もできるのでやりこみプレイもかなりできそうです。
ちなみにパルは、何度でも名前を変えられるし、撫でたりエサやりをして可愛がることができます。もし戦闘などで力尽きてしまった場合でも、パルボックス内に入れて休息させれば復活します。パルをロストする心配をしなくて良いのはとても素晴らしい仕様だと感じました。
最後に大物に挑んでみた!!!(ぴろきの暴走)
深夜のテンションもあって調子に乗ったぴろき(レベル10)はこはくの静止を聞かず格上の大型パル(レベル35)に殴りかかりますw
当然の如く怒らせてしまい、拠点内にまで攻め込まれて牧場などが燃えてしまいます…。しかも拠点内に配置していたパルが防衛しようと突撃して撃沈し、なんと手持ちのパル含めてすべてのパルが倒されてしまいました。。。序盤に手を出していい相手ではなかった・・・。
その後、火属性の攻撃に弱いことに気づいたこはくの観察眼とぴろき発案の「焚き火を踏ませて倒そう作戦」が功を奏して、凶悪なパルの体力がどんどん減っていきます!
いい感じに体力を減らせたので、捕獲を狙ってみますが・・・・捕獲確率は何とたったの「1%」!!!
その後もギリギリまで体力を削って捕獲を狙ったのですが、少し攻撃しすぎてしまい、結局こん棒で倒してしまいましたw
結局、残ったのは大型パルが落とした革と上質なパルオイルだけという残念な結果に・・・。
総評
まだ早期版の段階ですが、この手のサバイバルゲームをよく研究して考え抜かれた設計になっているためコントローラー操作でも操作性に問題を感じることなく最後まで快適にプレイできました。また、合流までもスムーズで特にバグもなくマルチプレイを楽しめた点を含めて、早期版とは思えない完成度でした。クラフトピアと比べても大幅に進化したグラフィック、そして何と言っても可愛いパルたちの存在が大きく、戦闘だけでなく、拠点での作業を献身的に手伝ってくれたり、食事をしたりする際の表情も含めて「心から可愛い」と思えました。パルのパッシブスキルの厳選要素や名前をつけられることもあり愛着を持って育てていけるのではないかと思います。さらにバトルに関しては、敵のド派手な攻撃を回避しながらのヒットアンドアウェイが基本となりそうなボス戦をはじめとしてやりごたえがあったので、パルの属性相性を考えたり銃などのアイテム製作などを進めてさらなる強敵に挑むのが楽しみです。サバイバルが好きな人にはもちろん、緊張感のある戦闘を楽しみたい方や、難易度を細かく調整できるのでカジュアルな難易度(空腹ゲージの減りが遅くなるなど)で可愛いパルと冒険したい方にもオススメです!!