目次
ゲーム概要
『スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド』とは、2021年2月12日に発売されたNintendo Switch用のアクションゲーム。2013年に発売されたWiiUソフト『スーパーマリオ3Dワールド』に新要素『フューリーワールド』を追加したリメイク作品としてリリースされた。
『スーパーマリオ3Dワールド』の物語の舞台はようせいの国。クッパに捕まったようせい姫たちを助けるため、変身したりさまざまなアイテムの力を使いながらマリオたちがステージを駆け抜ける。
『フューリーワールド』の舞台はネコの国。深い穴に落ちてしまったマリオは、その先の世界で狂暴化したクッパを目撃する。困り果てているクッパJr.に助けを求められ、マリオとクッパJr.がタッグを組んでの冒険が始まる。
なお、『スーパーマリオ3Dワールド』は最大四人でのおすそわけプレイ、Switch本体を持ち寄ってのローカル通信プレイ、そしてNintendo Switch Onlineに加入することでインターネット通信プレイが可能。一方『フューリーワールド』は、おすそわけプレイにのみ対応。
対応プラットフォーム
Nintendo Switch ※2021年2月22日時点
プレイ人数
スーパーマリオ3Dワールド
オフライン(おすそわけプレイ) | 2~4人 |
ローカル通信 | 2~4人 |
インターネット通信 | 2~4人 |
フューリーワールド
オフライン(おすそわけプレイ) | 2人 |
MEMO
- ローカル通信およびインターネット通信ではSwitch1台につき2人まで参加可能です。
- インターネット通信プレイはフレンド同士でのみ可能です。
- 通信プレイ中の進捗(セーブデータ)はホストプレイヤーにのみ反映されます。
実況プレイ&解説動画
『スーパーマリオ3Dワールド』のおすそわけプレイ手順
「スーパーマリオ3Dワールド」は、ゲーム開始直後からおすそわけプレイが可能です。
- 1Pコントローラーを操作し、「つづきから」または「はじめから」を選択してゲームを開始します(今回は「はじめから」を選択しました)。
- コントローラーの接続画面が表示されますので、使いたいコントローラーのLボタンとRボタンを同時押ししてSwitch本体に接続します。
- 接続できたら自分のキャラクターを選択します。
- プレイヤー各自がAボタンで決定することで、おすそわけプレイが開始できます。
『スーパーマリオ3Dワールド』のレビュー
オススメする点
- 操作がシンプルでとっつきやすい
- ギミックが多彩
- 協力しながら競争できて楽しい
- 操作がシンプルでとっつきやすい
使うボタンが少ないので直感操作で遊べて、その上アクション性が高いためゲーム初心者も熟練ゲーマーも一緒に遊んで楽しめそうです。また、キャラクターやグラフィックがポップで可愛いので非常にとっつきやすかったです。それに全滅しても特にペナルティがないので気楽&気軽に遊べるところも良いです(何度も失敗すると無敵の「白タヌキ」に変身できるといった救済措置もありました)。バトルは2D横スクロールだった時のマリオの画面全体を使ったボス戦をそのまま3Dグラフィックにしたような感じなので、「ボスの攻撃を避けてから隙を見て攻撃する」という戦い方自体に大きな変化はなく、久しぶりにマリオシリーズをプレイする方も初めてマリオをプレイする方にもおすすめです。
- ギミックが多彩
登場するギミックがとても多彩で、しかもステージごとにがらっと景色が変わるので次はどんなステージなのか毎回ワクワクしながらプレイできました。ゴールの旗に到達するまでの道中には、ボス戦に挑む際に必要となるグリーンスターが巧妙に隠されています。例えば、3Dグラフィックならではの高低差や奥行きを利用した一見気付きにくい所(木の上や、画面から見切れた高台など)や、雲の上を走り抜けるステージ、時間内に敵を倒す部屋などで発見できます。もしもグリーンスターを発見できてもそこまで行くのが難しいことがあるため、「どうやって取りに行けばいいかな?」と2人で相談しながら解決していくのが楽しかったです。
- 協力しながら競争できて楽しい
キャラクターを持ち上げて投げたり、踏み台にしてコンビネーションジャンプみたいなことができるので、自分1人では行くのが難しい高い場所でも2人で力を合わせて登れたりと協力プレイならではのステージ攻略も楽しめました。ステージクリア後はプレイヤーごとのスコアが発表されるのですが、協力しながら競争も楽しめるような感じでゲームにより一層白熱できました。一位になったプレイヤーは王冠がゲットでき、かぶったままステージをゴールすることでスコアに5000点プラスされます。そのため王冠を奪い合いながらステージ攻略を目指すという遊び方も面白そうです。
注意する点
- 時間制限がある
- 味方が近くにいると誤操作しがち
- 終盤のグリーンスター集めが難しい
- 時間制限がある
ゴールに到着するまでの時間制限があり、クリアタイムが短ければ短いほどスコアが高くなるという仕組みは面白いものの ゲームが下手な私からすると焦ってしまってプレイミスが続き時間切れになってしまうことが何度かありました。また、折角細かく作り込まれた世界をじっくりお散歩するように冒険できないのも何だか勿体ないと思いました。『制限時間無しモード』のような形で難易度を変更できたら良かったのになと思います。
- 味方が近くにいると誤操作しがち
Yボタンがアイテムを掴むボタンなのですが、変身中はYボタンで攻撃もできるため味方が近くにいる状態で敵を攻撃していると味方キャラを間違えて掴んでしまうことが頻発しました。慌てて離してあげようとして投げてしまってそのまま崖から投げ落としてしまい一機減るみたいなことがよくあったので、味方が近くにいるときはYボタンの連打には気を付けた方が良さそうです。
- 終盤のグリーンスター集めが難しい
終盤に近付くにしたがってボス戦に挑むためのグリーンスターの必要数が上がってきます。そのため、ただステージクリアを目指すだけでなくグリーンスターを探しながらステージ中のギミックを解決していく必要がでてきて、グリーンスター収集の難易度が上がってくると思いました。我が家の場合中々思うようにグリーンスターが発見できず、序盤ステージにまで戻って周回しながらグリーンスターをちょこちょこ集めたりしました。このやり方だとボスに挑めないまま足止めをくらっているような気分になるため、グリーンスターは序盤からこまめに集めておくことをおすすめします!
『スーパーマリオ3Dワールド』の協力プレイの特徴
- カメラ追従は先に進んでいるキャラを優先。
- キャラ同士が離れすぎると後方キャラがしゃぼん玉になって運ばれる。
- 残機数はプレイヤー間で共有。
- ステージ選択権限は1Pのみ。
『フューリーワールド』のおすそわけプレイ手順
「フューリーワールド」は、チュートリアル終了後からおすそわけプレイが可能です。
- 「つづきから」または「はじめから」を選択してゲームを開始します(今回は、「はじめから」を選択しました)。
- オープニングムービー後、チュートリアルが始まりますのでプレイヤーが一人で進めていきます。
- チュートリアル後、クッパJr.に話しかけます。
- クッパJr.との会話後にコントローラーの+ボタンを押してメニューを開き、『2Pプレイ』を選択します。
- コントローラーの接続画面が表示されますので、2PコントローラーのLボタンとRボタンを同時押ししてSwitchに接続し、完了したら1PコントローラーのAボタンを押します。
- おすそわけプレイを始めることができました!
『フューリーワールド』のレビュー
オススメする点
- 二人で連携してギミック解決するのが面白い!
- 二人で連携してギミック解決するのが面白い!
おすそわけプレイ中は1Pがマリオ、2PがクッパJr.を操作します。クッパJr.は移動スピードが早く、マリオが行くにはちょっと難しそうな高い所にまで登ることができ、攻撃も可能です。また、クッパJr.を踏み台にしてマリオがジャンプできたり、クッパJr.専用のアクションを使うことでマリオ用の変身アイテムや秘密の土管を発見できます。なお、フューリーワールドのストーリー進行に必要な「キャットシャイン」を集めるためには、基本的にはマリオが一人でギミックを処理する必要があるのですが、敵が出現した際にはクッパJr.も攻撃に参加して一緒に倒したり、高い位置にあるコイン集めを手伝ったりと、ゲームの攻略に大きく貢献できます。そのため、1人で遊ぶよりも2人で遊んだ方が格段に効率が上がり、2Pが1Pを手伝う形で一緒にゲームを楽しむことができました。
注意する点
- 2Pはあくまでサポート役
- 2Pはあくまでサポート役
2Pがいると非常に心強いのは勿論なのですが、やはりあくまでサポート役ということもありフューリークッパと巨大ネコマリオの戦闘時は特に何もできず応援することしかできませんでした。また、カメラ追従は1Pであるマリオを優先するため2PのクッパJr.はすぐに画面から見切れてしまいます。「フューリーワールド」は2人で一緒に遊べるのですが、2Pを担当する方は感じはどうしても脇役のような立ち位置になってしまう点には注意が必要です。
『フューリーワールド』の協力プレイの特徴
- カメラは1P(マリオ)を追従する。
- クッパJr.はダメージを受けない。
- フューリークッパとの戦闘中、2Pは手出しできない。
『スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド』のおすそわけプレイの仕様
協力プレイ環境
Nintendo Switch本体 | 1台 |
ソフト | 1本 |
コントローラー | 2台 |
二人協力プレイに掛かった費用
ソフト代 | 5,600円 ※2021年2月22日時点 |
オンラインサービス | 不要 ※インターネット通信プレイの際はNintendo Switch Onlineに加入が必要。 |
夫婦コメント&評価
夫コメント
昔マリオワールドをプレイした時に戦った、三回踏んだら倒せるブンブンが登場してなんだか懐かしい気持ちになりました。2D横スクロールだったゲーム画面に奥行きができたことでギミックの幅が広がっているところが面白いです。ワールドごとにテーマがあり、ステージの作り込みも細かくて、水中に入ったらBGMもまるで水の中みたいにくぐもった感じになる演出も素晴らしかったです。個人的には、プレッシーに乗ってスピーディに移動するステージが気に入っています。夫婦揃ってあまり上手じゃないので何度も全滅してしまいましたがデスペナも特になく、ただキャラクターを動かすだけで楽しめました。あと、昔は「たぬきマリオ」じゃなくて「しっぽマリオ」だったと思うのですが、昔プレイしていた時に個人的に「しっぽマリオ」が大好きだったので、尻尾を振ってふわふわ飛びながら長距離移動ができるのが可愛くて楽しかったです。
妻コメント
『スーパーマリオ3Dワールド』にはステージの合間に「キノピオハウス」や「スロットハウス」といった救済措置用のミニゲームが用意されていて、変身アイテムの補充や、コインの大量ゲットができるのですが少し運が絡むためたまに良いものがもらえず、「え~!?これだけしかもらえないの!」ってなっちゃうことがあったり…笑。ですがそれでストレスとかは全くなくて、むしろ笑いながら「運悪いよね~」って2人で言い合ったりできるようなリラックス感がつねにありました。緊張感があるゲームはクリア時に達成感がすさまじくてもちろん大好きなのですが、こういった気楽に遊べるゲームもやっぱり良いな!と改めて思いました。『フューリーワールド』も二人で遊べて、しかもいつもは敵対しているクッパJr.が仲間になるという新鮮設定で面白かったです。クッパJr.が素直なのか生意気なのか分かんないような喋り方(?)なのも何だか可愛くて、前よりもっと好きになりました笑。ただ、『フューリーワールド』の方は2Pがあくまでサポート役であるという点には注意が必要です!