目次
ゲーム概要
『Ember Knights』は、2023年11月2日にSwitch版が発売された見下ろし視点の2Dローグライクアクションゲームです。主な特徴として、スピーディなアクション、スキルやレリックの組み合わせによる多彩なキャラビルド、凶悪なボスとのバトルなどが挙げられる。
あらすじ
邪悪な魔術師によって宇宙に破滅の危機が訪れた。伝説の騎士「エンバーナイト」となって4つの世界を冒険し、狂気の魔術師プラクシスとの戦いに挑もう。
対応プラットフォーム
Nintendo Switch / Steam
※2024年7月5日時点
プレイ人数
オフライン | 最大4人 |
オンライン(Steam版のみ) | 最大4人 |
実況プレイ&解説動画(生放送)
オフライン協力プレイ手順
ゲーム開始直後から協力プレイが可能です。
あらかじめ人数分のコントローラーを本体に接続しておくと協力プレイを始めやすいです。
- 1Pコントローラーで「プレイ」を選択します。
- 2Pコントローラーの「いずれかのボタン」を押します。※3P、4Pも同様の手順
- フレンドの参加を確認し、1Pコントローラーの「Aボタン」を押します。
- 協力プレイが開始されます。
オンライン協力プレイ手順(※Steam版)
ゲーム開始画面で「マルチプレイ」を選択すれば、ゲーム開始直後から協力プレイが可能です。
- ホスト側で「マルチプレイ」を選択します。
- 「ホスト」を選択します。
- プライバシーを「非公開」、最大プレイ人数を任意で変更して「Aボタン」を押します。
- 「フレンドを招待」を選択します。
- フレンドに招待を送り、参加側が承認すれば協力プレイが開始されます。
レビュー
オススメする点
- 操作性の良いハイスピードアクションが楽しい
- 強力な攻撃を回避しながら戦う緊張感のあるボス戦が楽しい
- ローグライク初心者から上級者まで納得のシンプルなゲームシステム
- 操作性の良いハイスピードアクションが楽しい
攻撃と回避を織り交ぜながらのスピーディなバトルとなっていて、攻撃ボタン・2種類のスキル・回避ボタンを組み合わせるだけのシンプルな操作性なので遊びやすいと感じました。各ステージに発生する敵の数は多めで、後半ステージでは弾幕のように敵の密度が高くなる局面も多々ありましたが特にラグが生じることはなく、ストレスなくハイスピードなアクションバトルを楽しめました。加えて本作にはスタミナという概念がないので、攻撃ボタンや回避ボタンをある程度連打できることもハイテンポなゲーム性に一役買っていると感じました。
- 強力な攻撃を回避しながら戦う緊張感のあるボス戦が楽しい
ボス戦では範囲予告の出現する強力な攻撃や、初見では回避の難しい安地が限られるような攻撃をしてくるので、攻撃パターンを覚えたり回避しながら隙を見つけて攻撃を当てていく必要があります。そのため、常に緊張感のある戦いが楽しめました。また、残りHPに応じてボスの攻撃パターンが変化したり、周回するたびにステージ内の敵の配置や種類が変化するため、ゲームに慣れてからも最後まで油断できないという点も面白いシステムだと感じました。また、ボスによっては近接攻撃が有効だったり、遠距離から攻撃した方が安全であったりと相性があるため、剣や弓といったそれぞれ個性のある全7種類の武器から何を選ぶのかや、どのスキルを選択して味方と連携していくのかといった要素もゲームクリアを目指すうえでは重要になっています。
- ローグライク初心者から上級者まで納得のシンプルなゲームシステム
ルームの敵を全滅させると次のルームに進めるようになっていて、中間地点にいる中ボスと最奥に待ち構えているエリアボスを倒すと次のステージに進めるというシンプルなゲームシステムです。そして、ローグライクの王道ともいえるルームクリア時にランダムで手に入る「HP回復」などの効果がある装備品や「突進攻撃」などのスキルを選択することでビルドを作っていく要素や、次のルームでさらなる強化を目指すか無難にHPを回復させるのかなどプレイヤーの判断を試すような要素もあります。加えて、周回することで収取できるエンバーを集めると「最大HP上昇」や「攻撃ダメージ上昇」などの永続効果のバフを付与できるので、ローグライクゲームの入門としてもおススメできます。また、難易度の設定が可能になっていて、ハードモードを選択することで上級者も満足できようになっています。
注意する点
- 周回プレイにおけるランダム要素はさほどない
- やりこみ要素も少なく、ややボリューム不足を感じる
- ストーリーはおまけ程度と感じる
- 周回プレイにおけるランダム要素はさほどない
周回プレイ前提のゲームですが何回プレイしても(ストーリー上の演出や機能開放などの演出はあるが)攻略までのルートや各ルームの構成に大きな変化はみられませんでした。そのため、雑魚敵の配置やボスの行動パターンや店で売っている商品に微妙な違いがあったり、正解の宝箱を当てるようなミニゲームがランダムで発生したりという要素はあるもののランダム生成されるマップで毎回違ゲーム体験を!という感じのゲームではないと感じました。
- やりこみ要素も少なく、ややボリューム不足を感じる
全部で5ステージしかなく、アクションゲームが得意な人であれば数時間でクリアできてしまうのではないかというボリュームです。プレイ中に発見したスキルや装備が見れるといった収集要素っぽいものや、エンバーナイツの見た目を変更できるようなちょっとしたやりこみ要素はあるものの、魅力的な内容ではないためクリア後に集めるために再度ゲームをやろうという動機にはならないと感じました。
- ストーリーはおまけ程度と感じる
テキストのないオープニングのみでゲームが開始するため、どの様な設定かを事前に調べておかないと世界観やストーリーに関して理解するのは難しいと感じました。おそらく宇宙の崩壊を目論む魔術師プラクシスをプレイヤーが操作するエンバーナイツが倒すというストーリーだと思われますが、固有名詞の表記ブレや直訳的なローカライズも相まってストーリーを楽しもうと思って本作をプレイすると肩透かしを食らう可能性があります。
オフライン協力プレイの仕様
協力プレイの特徴
- 蘇生はできないが、ボスを討伐すると復活できる
- 肉などの回復アイテムは重要なので、どちらが拾うか相談する必要がある
- 店でアイテムを購入する際に必要なコインも、どちらが拾うか相談する必要がある
協力プレイ環境
PC(Steam) | 1台 |
ソフト | 1本 |
ゲームパッド | 2台 |
二人協力プレイに掛かる費用
ソフト代 | 2,300円 ※2024年7月5日時点 |
オンラインサービス | 不要 |
クリアタイム
約10時間
夫婦コメント&評価
夫コメント
シンプル操作ながらスピード感のあるバトルはとても楽しめました。特にボス戦では強力な攻撃や初見殺しのような回避の難しい攻撃などもあり、緊張感のある戦いができるので面白いと感じました。ただしストーリーがよくわからない点や周回時のマップや敵の配置などのランダム要素が少ないので、周回を続けていると徐々に飽きてしまい最終的にはボリューム不足を感じてしまいました。
妻コメント
スピーディで直観的な操作で楽しめるバトルと、装備・スキル・ルートをプレイヤー自身が取捨選択しながらキャラビルドを確立していく王道ローグライクなゲーム性が魅力の2Dアクションゲームです。難易度を選択してプレイできるためローグライク初心者~上級者まで幅広い方にオススメします。