ゲーム概要
「ゼルダ無双 厄災の黙示録」とは、2020年11月20日にNintendo Switch用ソフトが発売されたアクションゲームです。物語の舞台は「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の100年前の世界。過去の大厄災にフォーカスし、リンクだけでなくゼルダ姫や四人の英傑などさまざまなキャラクターを操作しながら「ブレスオブザワイルド」本編で語られることのなかったもう一つの物語を体感できます。
なお本作は、画面分割によるおすそわけプレイに対応しています。
対応プラットフォーム
Nintendo Switch ※2020年12月1日時点
プレイ人数
1~2人
実況プレイ&解説動画
協力プレイ手順(おすそわけプレイ)
チュートリアルステージである「ハイラル平原の戦い」のクリア後から2人プレイモードが解放されます。
- ゲーム開始後にマップ画面が表示されたら1PコントローラーのLスティックを押し込みます。
- 2人プレイを開始するかどうか選択画面が表示されるので「はい」を選びます。
- コントローラーの認識画面が表示されるので、プレイヤーが各自のコントローラーのLボタンとRボタンを同時押ししてswitchに接続します。認識できたら1PコントローラーのAボタンを押します。
- 2人プレイを開始できました!ステージを選択して出発すると画面分割プレイで遊べるようになります。
レビュー
オススメする点
- 「ゼルダの伝説」と「無双」が融合したバトル
- テンポ良くキャラ強化できる
- 「ゼルダの伝説」と「無双」が融合したバトル
「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の世界観を引き継ぐ作品ということもあり、グラフィックの再現度がすごいです。そして、リンクやゼルダ姫、神獣を操る四人の英傑たちがプレイアブルキャラクターとして登場し、全てのキャラクターがシーカーストーンとロッドを使って戦えます!敵としてはゴブリンやリザルフォスをはじめとしたシリーズお馴染みの魔物が登場し、その軍勢をどんどん薙ぎ払っていく「無双」らしい爽快感はもちろん健在。
それに加え今作は、魔物の種類や攻撃に合わせてシーカーストーンの技で迎え撃ったり、各属性のロッドを使って敵の弱点を狙うなど、「ゼルダの伝説」らしいギミックを利用したテクニカルな戦い方も楽しめました。他にも、攻撃をタイミング良く回避すると動きがスローモーションになり一転攻勢で繰り出せるラッシュ攻撃や、敵のウィークポイントゲージを削り切って隙を突き大ダメージを与えるスマッシュを撃ち込めるなど、強敵との戦いが白熱するシステムも良かったです。
- テンポ良くキャラ強化できる
各施設やキャラクターの攻撃コンボ、ハート(体力)を増やすためのサブクエストは素材の納品依頼ばかりで、その素材はストーリーをプレイしていれば普通に集まるものが多く、比較的早い段階でさまざまな機能が解放されるところが良かったです。施設の中には「演習場」や「鍛冶ギルド」など、ゲームを進めていく上で重要な役割を担うものも。まず「演習場」は、ゲーム内通貨であるルピーを支払ってすぐにレベル上げできる施設。活用することで、例えば物語の途中から加入したキャラクターでも育成しやすくなりそうです(一番レベルが高いキャラクターと同じレベルまで上げられます)。
次に「鍛冶ギルド」について。こちらでは武器合成による強化ができます。武器は刻印が同じもの同士を合成することで付与されるスキルの効果や攻撃力が増加するようになっており、より強い武器を求めるならば素材となる武器集めや金策は必要不可欠!そのため武器強化はクリア後のやり込み要素としても楽しめるコンテンツだという印象を受けました。
なお、武器スキルの種類には通常攻撃のダメージUPや攻撃範囲UPなどのスタンダードなものから、売却時の売値UPや、獲得経験値UPなどの変わり種まで用意されています。武器のレベル上限解放も可能なので、自分のお気に入り武器を追求してみるのも楽しそうです!
施設の開放クエストはストーリー進行度に応じて出現します。
注意する点
- 乱戦時、FPSが安定しない
- フルボイスではない
- 画面分割のせいで見切れる部分がある
- FPSが安定しない
特に2人プレイ時、敵が多かったり必殺技を撃ったりするとキャラクターたちの動きがカクつきます。大量の敵を薙ぎ倒していくという無双アクションの爽快感が減ってしまうので勿体ないと感じました・・・。
- フルボイスではない
フルボイスではないため戦っている最中にストーリーに関連することをキャラクターが喋っても字幕表示のみだったりと、状況が把握しづらい時があります。また、ボイスのバリエーションがあまり多くなく、ボス戦など緊張感のある戦いのときにキャラクターが明るい声で喋ったりするような場にそぐわないシーンがあるのも少し気になりました。
- 画面分割のせいで見切れる部分がある
画面分割プレイの宿命とも言えますが、どうしても画面が見辛くなってしまいます…。特に、ボスのHPゲージが画面から見切れてしまうのが困りました。どれくらい削れてるのかを確認するためにカメラを動かす→隙ができる→その間にぼこぼこにされる のコンボが最凶でした(泣)。それ以外にも、画面右下に表示されるミニマップが見辛くなってしまいます。ステージごとに地形が結構複雑なので、Lスティック押し込みでマップを拡大表示しながら移動すると少しは分かりやすくなりそうです。私の場合それでも迷いました
おすそわけプレイの仕様
協力プレイの特徴
- 画面は横に二分割。ボス(特に大型)との戦闘時は、敵のHPが見えにくくなる。
- 回復薬とロッドのMPはプレイヤー2人で共有。
- 神獣戦も二人プレイ可。(2PはR攻撃のみ)
- キャラクター選択や装備の準備画面などステージ外の操作権限は1Pのみ。
協力プレイ環境
Nintendo Switch本体 | 1台 |
ソフト | 1本 |
コントローラー | 2台 |
Joy-Con横持ち、Joy-Conグリップ、Nintendo Switch Proコントローラーでの操作に対応。
(※Joy-Con横持ちはふたりプレイ時のみ。Joy-Con横持ちプレイ時はカメラ操作不可。 )
二人協力プレイに掛かった費用
ソフト代 | 6,800円 ※2020年12月1日時点 |
オンラインサービス | Nintendo Switch Onlineに加入が不要 |
夫婦コメント&評価
夫コメント
物語が終盤に近付くにしたがって敵が強くなるので最終的にはクエスト適正レベルまでのレベル上げが必要になってくるかと思います。マップもどんどん複雑になり、1ステージをクリアするまでにかかる時間が長くなりがちでした。敵を倒すためにエリア内を行ったり来たりしなければならないので、2人で作業分担すると効率良く進められそうです。なお、失敗してもリトライのローディングが早く、直前から再開できます。しかも体力が全員全快の状態に戻るためストレスなくリトライできました!ストーリーは個人的にはすごく良かったです。ブレスオブザワイルドを未プレイの方でも楽しめると思います。
妻コメント
ストーリーは事前に想像していたものとは違いましたがドラマティックな展開で描かれる光と闇の戦いに感動しました!また、BGMのアレンジがとても良くて、特に「ゼルダの子守唄」がすごく気に入って何度も聞いてます。ムービーだけでなく戦闘中の演出も素晴らしく、エフェクトが派手でかっこいいです。敵によってはフィニッシュ攻撃の演出が違ったりするのも製作陣のこだわりを感じました。神獣戦は最初2Pは見てるだけかと思ったのですが、一緒に攻撃できると分かってからはかなり楽しくなりました。クリア後要素も色々あるたくさん遊べるゲームです!