この記事では、バトルが面白いオフライン協力プレイ対応タイトル9選(PS4、PS5、Switch、Xbox X|S)を紹介しています。
目次
The Ascent
サイバーパンクど真ん中の世界で戦いを繰り広げる見下ろし型シューティングアクションRPG
発売日 | 2021年7月30日 | |||||
ジャンル | シューティングアクションRPG | |||||
対応プラットフォーム | PS4、PS5、Xbox X|S | |||||
プレイ人数 | 最大4人 | |||||
定価 | 4,378円 | |||||
公式サイト | https://the-ascent.games.dmm.com/ |
▼ ゲーム概要
サイバーパンクな街を舞台に世界崩壊の謎に迫る見下ろし型シューティングアクションRPGです。発売後3日で500万ドルの売上を記録。その後も順調に売上を伸ばし、2023年3月には世界累計販売本数100万本を突破しています。
▼ ストーリー
新たな生活への希望を抱き、惑星ヴィールスへと移住してくる人々。しかしその多くは、移住の代償として大企業『アセントグループ』との雇用契約を交わす事になります。“労働者”とは名ばかりの、完全奴隷として…。プレイヤーは「アセントグループ」に所有される奴隷として、命じられるがままに働く日々を過ごしていますが、ある日突如として「アセントグループ」の崩壊を目の当たりにします。前代未聞の大事件に都市内が騒然とするなか、プレイヤーはその真相を究明するべく、武器を手に取り 無法地帯と化した都市を探索することになります。
▼ バトルの特徴
地形やオブジェクトを利用する戦略性と、特殊スキルで敵を一掃する爽快感
見下ろし視点でのバトルはシューティングがメインです。操作はシンプルで、スティック入力で敵の方向を向いてボタンを押すだけで、その方向に銃弾を発射し続けるのでシューティングゲームが不慣れでも楽しめます。
緻密に作り込まれたサイバーパンクの街並みには、遮蔽物として利用できるオブジェクトがたくさん配置されているほか、高低差なども巧みに設計されており、さらに、道端にあるタンクや乗り物を爆発させ、近くの敵を巻き込んで範囲ダメージを与えるといった 環境利用も可能です。
また、サイバーパンクの世界観はスキルシステムにも色濃く反映されています。例えば人体改造によって特殊能力を会得すれば、ロケットパンチで敵を吹っ飛ばしたり、刃物の付いた複数のドローンをけしかけるといった強力な攻撃が可能となり、敵を一掃する爽快感を味わうことができます。
やりごたえのあるボス戦
一方ボス戦ではかなりのやりごたえを味わえます。例えば巨大なクモ型ロボットのボスは、火炎ブレスでの範囲攻撃に加えて近寄ると強力な踏みつけ攻撃を仕掛けてくる上、爆発する小型ロボットを呼び出し続ける厄介な敵です。しかし小型ロボットを銃で撃って、自分に近寄ってくる前に爆破させれば、ボスを爆風に巻き込んでダメージを与えることができます。
また、大量の雑魚敵の猛攻から一定時間、指定エリアを守りぬく防衛戦のようなバトルも発生します。タレットをハッキングして防衛設備として利用したり、遮蔽物を利用してしゃがみ撃ちしたりと敵の攻撃をかわしながらの激しい銃撃戦にはスリルがあって、面白いです。このように、どの場面の戦いにおいても、ただ力押しで戦うのではなく、状況をよく観察して戦略を練ることが重要となっています。
協力要素としては、味方を蘇生したり、敵を分散させて手分けして戦う事で危ない場面を切り抜けられる確率がぐんと上がります。さらに範囲内の味方の体力を回復できる設置アイテムがあるため、ボス戦では声を掛け合って回復し合う連携プレイが盛り上がりました。
▼ バトル以外の特徴
美麗グラフィックで描かれるサイバーパンクど真ん中の世界観
プレイヤーは自分で見た目をカスタマイズした分身となるキャラクターでこの混沌とした街を冒険できます。多言語入り混じる街並みには、人間やロボットを始めとしたさまざまな種族のNPCが歩いていたり、雨が降ったあとの小さな水たまりにネオンサインの蛍光色が反射して光る様子など、エモーショナルな景観演出はサイバーパンク好きな方は必見です。
また、都市周辺に聳え立つ重厚な建造物や、工場設備を思わせる入り組んだ配管やダクトと言った遠景の描写も素晴らしく、印象的な夜間照明も相俟って眺めているだけで別世界に行けたような感覚を味わえます。
サイバーパンクな世界観が好きな方や、自分でカスタマイズしたキャラクターでサイバーパンクな街並みを探索してみたい方にオススメのゲームです。
Salt and Sacrifice
ダークファンタジーの世界を舞台に邪悪な魔導司と戦う2DアクションRPG
発売予定日 | 2022年5月10日 | |||||
ジャンル | アクションRPG | |||||
対応プラットフォーム | PS4、PS5、Switch | |||||
プレイ人数 | 最大2人 | |||||
定価 | PS版:1,980円 Switch版:2,300円 | |||||
公式サイト | https://ska-studios.com/games/salt-and-sacrifice/ |
▼ ゲーム概要
2D版「ダークソウル」と名高い高難度アクションRPG「ソルトシリーズ」の最新作。
▼ ストーリー
物語の舞台は、邪悪な魔法使いたちの襲撃によって破滅の危機に陥った王国。プレイヤーは死刑囚で構成された「刻印の審問官」の一員として世界を救うために、魔術の脅威に立ち向かうことになります。
▼ バトルの特徴
凶悪なボスとの手に汗握るバトル
「ソウルライク」と呼ばれるジャンルなだけあって攻略難易度はとても高く、歯応え抜群のボスがたくさん登場します。例えば近づくと素早い振り下ろし攻撃で、離れるとすかさず弓で追撃してくる位置取りが絶妙に難しいボスや、プレイヤーのHP残量に関係なく呪い攻撃で即死させてくるボスなどが存在します。
その上ボスはそれぞれ固有の攻撃や魔法を使ってくるため、動きの使い回しやギミックに被りがなく、初見プレイ時は未知の強敵と遭遇するスリルと興奮を常に感じられます。それだけに、打ち倒すことができた時の達成感はとても大きく、仲間と共に戦う喜びと充足感をしっかりと共有することができます。
さらにボスの中でも「魔導司」と呼ばれる存在を討伐して素材を入手すれば、新たな装備を作り出すことができ、何と討伐したボスの力を自分のものにして扱うことができるようになります。例えば水の魔導司を倒して作ったハンマーだと魔導司が使ってきた地面から水を噴射する魔法をそのまま使えるようになります。
豊富な装備で幅広いキャラビルドが楽しめる
武器種が豊富で、ハンマーやダガー二刀流といった近接武器、弓や魔法を放つ杖といった遠距離武器などが用意されているため、武器との奥義の組み合わせにもさまざまな選択肢があります。
さらに防具は頭・体上、腕、体下、靴、の5部位に装備できるほか、アクセサリー、アーティファクト、ペンダントなど多彩な装備品が用意されています。こうした装備品とスキルポイントの組み合わせによって多彩なキャラビルドが可能となっていて、例えば防御を固めて最前線で敵に立ち向かうビルドから、仲間を回復しながら遠距離で立ち回るヒーラービルドまで幅広いキャラビルドが楽しめます。
協力プレイの際は自分のビルドに応じて役割分担しながら戦っていきます。また、味方が倒されてしまった時も蘇生が可能なので、強敵とのバトルはかなり白熱すると思います!
▼ バトル以外の特徴
緊張感のある探索要素
マップは全体的に殺意が高めの構造になっています。そのため油断すると雑魚敵に倒されてしまうだけでなく、踏むと矢が飛んでくるスイッチや回転し続ける巨大刃物のトラップなど、至る所に仕掛けられたプレイヤーを倒すための罠にやられてしまいます。そのためよく周りを観察して注意深く進んでいく必要があります。
また、グラップリングフックのようなギミックを用いた繊細なアクション操作が求められるシーンがたくさん登場します。高所からの落下ダメージがあるので、私たちの場合、移動で失敗してボスにたどり着く前に全滅してしまうことも何度もありました。
それだけにチェックポイントを開放できた時は 徐々に前進しているのを実感できて安堵と達成感があり、張り詰めたような緊張感の中でボスに勝利できた時は感動です。
ダークファンタジーの世界観を表現するBGMや独特の魅力を持つ手描きグラフィックが素晴らしく、陰鬱な雰囲気を纏いながらもどこか儚い美しさがある独特の世界観が光と影の演出や幻想的な色使いにより細かく表現されている本作。死にゲーアクションが好きな方、とにかく高難易度のゲームに挑戦したい方、そして色々なビルドで連携したり時には仲間と助け合いながら、凶悪なボスとの手に汗握る戦闘を楽しみたい方にオススメのゲームです!
マインクラフトダンジョンズ
『Minecraft』の世界で、邪悪な村人の軍勢と戦うハクスラアクションゲーム
発売予定日 | 2020年5月26日 | |||||
ジャンル | アクションアドベンチャー/ハクスラ | |||||
対応プラットフォーム | PS4、PS5、Switch、Xbox X|S | |||||
プレイ人数 | 最大4人 | |||||
定価 | 2,640円 | |||||
公式サイト | https://www.minecraft.net/ja-jp/about-dungeons |
▼ ゲーム概要
大人気「マインクラフト」シリーズ初のスピンオフタイトル。発売後1年で1,000万プレイヤーを獲得した大ヒット作品です。
▼ ストーリー
物語の舞台は自然豊かな美しい世界「オーバーワールド」。しかし、とある村人が「支配のオーブ」を手にした事で、世界は一変。村人は邪悪な王と化し、世界に災いと破滅をもたらし始めたのです。プレイヤーは世界に平和を取り戻すため立ち上がった英雄の一人として、怪物たちとの戦いに挑みます。
▼ バトルの特徴
武器によって異なるアクションを状況に応じて使い分ける
本作のバトルは、装備に応じて立ち回りが変化するハクスラアクションが特徴です。
まず本作には職業やバトルクラスのような概念はなく、プレイヤーの立ち回りは装備によって変化する仕組みになっています。装備には、近接武器、弓、防具のほか、3つまで装備できる「アーティファクト」があります。近接武器には攻撃速度の早い剣やナイフ、攻撃範囲の広いグレイブ、一撃特化のハンマーなどがあり、武器ごとにバトルアクションが異なります。一方弓には、連射性能の高いクロスボウやチャージショットが可能なものなどがあります。武器持ち替えをしなくても近接攻撃と遠距離攻撃ができるボタン配置になっているため、状況に応じて臨機応変な戦い方ができます。
また「アーティファクト」には多彩な効果があります。例えばペットのオオカミを召喚して一緒に戦ったり、強力なビーム砲を発射したり、近くの味方を回復することができ、装備の組み合わせによって幅広いキャラビルドが可能です。
装備品にエンチャントをして強化できる
さらに武器と防具は「エンチャント」を施して性能を強化したり変化させる事もできます。例えば倒した敵のHPを吸収する「吸血」や、ダメージを敵に反射する「とげ」などがあり、エンチャントは最大3つまで装着可能で、さらにキャラビルドの幅が広がっていきます。
装備にはレアリティがあるほか、エンチャントの装着枠やエンチャント内容はランダムに決まるため、本作における装備集めはキャラ強化に直結しています。そのためダンジョンを周回してひたすらキャラクターを成長させていくハクスラアクションの醍醐味を思い切り味わうことができ、中毒性が高いです。
協力プレイの際は倒れた味方を蘇生することができるほか、防御力UPのバフを撒いたり範囲内の味方を回復するエンチャントなどもあり共闘はとても盛り上がりますよ!
▼ バトル以外の特徴
やりこみプレイもたっぷり楽しめる!
一方バトル以外の魅力としてはやり込み要素が充実している点が挙げられます。本作はクリア自体は10時間程度で可能ですが、クリア後には新たな難易度が解放されて新しい装備やアーティファクトが追加されるためさらなるキャラ強化が楽しめます。
また、アップデートで追加された「タワー」というコンテンツではそれまで集めた装備が持ち込めないダンジョンに挑戦できます。タワーでは現地で装備を調達しながら塔の最上階を目指すことになり、階層が上がるごとに敵が強くなっていく中、即席でビルドを組んでいく高いランダム性と戦略性の融合した面白さを味わえます。
協力プレイではパルクールアクションを活かして高所から遠距離でゾンビに攻撃する役と近接で特攻する役に分かれて戦うなど、戦局に応じて連携するのが楽しいです。
マインクラフトの世界観でそのまま冒険できる、可愛いボクセルのグラフィックが魅力的な本作。キャラクターの強化システムがシンプルでわかりやすいので、ハクスラアクションを初めてプレイする方もカジュアルに楽しめると思います。また、マイクラ本編にも登場した「TNT火薬」や「リンゴ」などが敵のドロップアイテムとして登場し、攻撃や回復用のアイテムとして活用できるのも本作のとっつきやすさに繋がっています。
マイクラが好きな人はもちろん、装備集めや自由なキャラクターメイキングを楽しみたい方にオススメです!
ドラゴンズクラウン・プロ
剣と魔法の王道ファンタジー2DアクションRPG
発売予定日 | 2018年2月8日 | |||||
ジャンル | 2DアクションRPG/ハクスラ | |||||
対応プラットフォーム | PS4、PS5 | |||||
プレイ人数 | 最大4人 | |||||
定価 | 4,378円 | |||||
公式サイト | https://dragons-crown.com/ |
▼ ゲーム概要
冒険者として世界の謎を解き明かす、剣と魔法の王道ファンタジー2DアクションRPG。「ゲーム史上最も美しい2DアクションRPG」と評された本作が4K対応に進化、さらに全楽曲を生オーケストラで収録したプロ版です。
▼ ストーリー
物語の舞台は、ドラゴンを操るという伝説の王冠「ドラゴンズクラウン」の言い伝えがある土地・ハイドランド王国。街外れの遺跡に迷宮へ繋がるゲートが発見されて以来、この街を訪れる冒険者は後を絶ちません。主人公は酒場で知り合った仲間たちと様々な迷宮に挑む中で、次第に頭角を現していき、やがて噂を聞きつけた王族からの依頼を受けることになります。そして数々の思惑が絡み合うなか、ドラゴンズクラウン」を取り巻く争いに身を投じていきます。
▼ バトルの特徴
シンプルながらも奥深い2Dアクション
プレイヤーはまず、個性的な5つのバトルクラス:ファイター、アマゾン、ウィザード、ソーサレス、エルフ、ドワーフの中から1つ選びます。例えばファイターは重い鎧と頑丈な盾を装備した、戦いのエキスパート。火力と防御力どちらも高く、攻撃に衝撃波を追加して範囲焼きしたり、「味方のダメージを肩代わりする」スキルを習得すれば、パーティを守る盾の役割を果たすこともできます。一方ソーサレスは、黒魔法を扱う魔女です。ファイターのような耐久力はありませんが、魔法の力で敵をカエルに変化させたり、雷雲を呼び寄せたりとユニークで強力な呪文を使って戦います。
一口に2Dアクションと言っても、その操作性には決して侮れない奥深さがあります。「ジャンプ」や「スライディング」を始めとした移動での位置取りが重要なのは勿論のこと、空中攻撃からの落下攻撃や、ダッシュ攻撃など追加ボタン入力でアクションを派生させることで様々なコンボを発動でき、プレイしていくうちに自分なりの攻撃パターンが生まれていきます。
ダンジョン探索&ボスバトル
ダンジョン探索では、美しい絵本のようなグラフィックで描かれた奥行きのあるステージを冒険し、最奥ではボスとのバトルが待ち構えています。
どのボスも強力な攻撃を仕掛けてくる上、戦闘中にギミック処理を求められるのが特徴で、例えば早く扉を閉めなければボスが無限湧き状態になったり、光の近くに誘導しなければダメージを与えられないボスなどが登場します。また、残り体力の状況に応じてボスの攻撃パターンが変化し、範囲攻撃や一撃必殺技を繰り出してきたりと、倒しきるまで油断ができません。
▼ バトル以外の特徴
ハクスラ要素
ダンジョンを攻略すると、戦利品を入手できます。戦利品にはレアリティの概念があり、Eランク〜Sランクまで登場します。ランクが高ければ高いほど装備品の性能も上がる仕様となっていて、さらに、様々な効果を確認できます。効果は100種以上の中からランダムで付与され、例えば「攻撃ダメージUP」や、「移動速度UP」といったものから、「消費MPが50%の確率で0になる」などの面白い効果が存在し、多彩なキャラビルドが楽しめます。
こだわりのグラフィックとBGM
世界観にマッチした日本語ボイスのナレーションがプレイヤーの活躍を英雄の冒険譚のように紡ぐ演出がかっこいい本作。生オーケストラとパーカッション、民族楽器などを用いて新録されたこだわりのBGMも、ファンタジーの世界観を美しく表現しています。また、躍動感や息遣いを感じられる絵画のような美しいグラフィックデザインにも注目です。
王道ファンタジーが好きな方、装備集めやキャラ強化など、ゲームはとことんやり込む方にオススメの作品です。
ディヴィニティ:オリジナルシン2
プレイヤーの選択で戦略と物語が作られていく壮大なファンタジーRPG
発売日 | 2019年10月31日 | |||||
ジャンル | RPG/ストラテジー | |||||
対応プラットフォーム | PS4、PS5、Xbox X|S | |||||
プレイ人数 | 最大2人 | |||||
定価 | 8,580円 | |||||
公式サイト | https://www.spike-chunsoft.co.jp/divinity2/top.html |
▼ ゲーム概要
前作「ディヴィニティ・オリジナルシン」と同じ世界観ですが、数百年後の話でほとんど繋がりがないため前作未プレイでも楽しめます。
▼ ストーリー
物語の舞台はリヴェロンと呼ばれる世界。ここにはソースという未知のエネルギーがあり、ソースの力を利用して強力な魔法を使える特異な者「ソース使い」が存在します。しかしソースの力を求めて現れた魔物「ヴォイドトークン」のせいで世界は破滅しそうになっています。物語は、捕らえられたソース使いの主人公たちが、力を封じられ孤島に送られるところから幕を開けます。
▼ バトルの特徴
街・フィールド問わずシームレスにバトルが始まる
そんな本作のバトルは、場所を問わずシームレスに始まるのが特徴で、町の建造物や沼地といったフィールドの環境をそのまま利用して戦うことができます。例えば建物の上から弓などで遠距離攻撃をするとダメージが上がったり、沼地にいる敵に向けて雷の魔法を撃てば、広範囲の敵を感電させることができます。
ターン制で戦略性が高い
また、ターン制のコマンドバトル形式を採用しているため、パーティメンバーと敵のターンの順番を考慮しながら行動内容を決める必要があるなど、かなり自由度の高く、戦略性のあるバトルが楽しめます。
キャラビルドの自由度が高い
さらに、キャラビルドの自由度が高いのも特徴で、「人間」「エルフ」「リザード」「ドワーフ」の4種類の種族があり、例えば「リザード」の場合、炎を放射状に吐く固有スキルが使えたりします。スキルの振り分け方や装備品に応じて戦い方が変化するため、近接戦士タイプ・魔法使いタイプあるいはそれらをMIXさせた魔法戦士タイプなど、プレイヤーのオリジナル構成で戦えるのも面白い部分です。
▼ バトル以外の特徴
攻略自由度が高い
一方バトル以外の魅力として、攻略自由度の高さが挙げられます。例えば「説得」スキルをあげていれば会話の選択肢次第で戦闘が回避することができます。また、メインストーリーだけでなく相当数のサブクエストも存在するのですが、各クエストの攻略方法は複数存在し、英雄プレイも悪人プレイもプレイヤーの好きなロールプレイでゲームを楽しめます。
壮大なBGMで演出されるファンタジー世界はとても広く沼地や森林地帯、海岸地、薄暗いダンジョンや怪しい洋館など多彩なエリアを探索可能な本作。アクションじゃなくてじっくり戦略を練ったバトルが楽しみたい方、一本道ゲームではなく主人公は自分が演じたいという方にオススメです!
チルドレン・オブ・モルタ
世界を闇に包む「堕落」を浄化するため戦うローグライク2DアクションRPG
発売日 | 2020年12月17日 | |||||
ジャンル | 2DアクションRPG/ローグライク | |||||
対応プラットフォーム | PS4、PS5、Switch、Xbox X|S | |||||
プレイ人数 | 最大2人 | |||||
定価 | PS版、Switch版:3,960円 Xbox版:2,550円 | |||||
公式サイト | https://childrenofmorta.games.dmm.com/ |
▼ ゲーム概要
世界を闇に包む「堕落」を浄化するため家族の絆で戦うローグライク2DアクションRPG。発売2年余りで売上本数100万本超えのヒットを記録したインディーゲームです。
▼ ストーリー
物語の舞台は美しくも混沌とした世界「レアの地」。古くから続く守護者の一族「ベルグソン家」の祖母は、ある日世界に危機がせまっている事を予見します。聖なる山の頂上から溢れ出る堕落が、世界を邪悪で覆い尽そうとしているのです。ベルグソン家の人々は一家の絆の力で 恐ろしい「堕落」の力に対抗するため 戦いに身を投じていきます。
▼ バトルの特徴
長所と短所を併せ持つ、それぞれ操作性の違う個性的なキャラクターでのバトル
例えばベルグソン家の父・ジョンは盾で相手の攻撃を防ぎながら剣で攻撃することができる戦士タイプのキャラクターです。防御力の上がるスキルや、致死ダメージを受けた際に体力が回復して一定時間無敵になるスキルがあり、耐久力が高いので前線で戦うことができます。しかし盾で自分自身を守れるぶん、回避アクションの使用可能回数が少なめに設定されています。
一方、末っ子のルーシーは遠距離から魔法を放って戦う魔法使いタイプ。身軽で攻撃速度が速く、高い火力を叩き出すことができるキャラクターです。ルーシーには、力を解放して炎の化身となるスキルがあり敵を燃やし尽くすことができる一方で、HPと防御力は低めに設定されており、自分や味方の身代わりになる魔法の囮を作り出すスキルも用意されています。
やりごたえのあるボス戦が白熱する
ボス戦では敵の動きだけでなく自分が操作しているキャラの個性を理解しておく必要があります。
例えばストーンゴーレムのようなボスは、衝撃波で広範囲に攻撃してくるのですが、被弾するとキャラクターが一定時間硬直させられて隙だらけになってしまいます。さらに、小型ドローンを呼び出して遠距離から追尾レーザーを撃ってくるので、狙われているキャラクターは味方から離れることで巻き添いを防ぐ必要があります。しかしゴーレムの衝撃波をかわせば、接近して攻撃するチャンスが生まれます。そのため回避の苦手なキャラではなく、身軽なキャラで挑んだ方が戦いやすいボスとなっています。
敵の動きを見切るだけでなく、そのボスと相性が良いキャラクターで戦いに挑む事が重要です。
協力要素としては、味方を蘇生可能なほか、前衛と後衛キャラの組み合わせで挑戦する事でお互いの短所を補いながらの連携プレイが楽しめます。また、狙われている方が攻撃を引きつけている間に、もう1人が強力な攻撃を食らわせる事で安定してダメージを与えることができます。
▼ バトル以外の特徴
ランダム生成されるダンジョンの探索
本作は、入るたびにマップや罠、敵などが変化する“自動生成ダンジョン”を探索していく、いわゆるローグライクゲームです。ダンジョンは2~4層の構成になっており、最深部にはボスが待ち構えています。階層は少なめに感じるかもしれませんが、出現する敵の数は多く、トゲ罠や爆発する花などのトラップが仕掛けられているほか、地形ダメージなどもあるため道のりは険しく、探索にはかなりやりごたえがあります。
加えてダンジョンでは突発的にイベントやミニゲームが発生するので、周回プレイが単調になりづらいです。なお、イベントのクリア報酬としてキャラクターを強化する多彩なアイテムをランダムで入手できます。
細かく作り込まれた2Dドットのアニメーションが好きな方や、ファンタジー世界を舞台にする濃厚なストーリーを楽しみたい方にオススメのゲームです。
ベアナックル4
犯罪組織から拳だけで街を救うベルトスクロールアクションゲーム!
発売予定日 | 2020年4月30日 | |||||
ジャンル | ベルトスクロールアクション | |||||
対応プラットフォーム | PS4、PS5、Switch、Xbox X|S | |||||
プレイ人数 | 最大4人 | |||||
定価 | PS版、Switch版:2,599円 Xbox版:2900円 | |||||
公式サイト | https://www.streets4rage.com/ |
▼ ゲーム概要
横スクロールアーケードの傑作と評される『ベア・ナックル』シリーズ25年ぶりの新作。発売後約5ヶ月で、150万DL超えを記録しました。
▼ ストーリー
「ベアナックル3」でMr.X率いるシンジケートの野望を打ち砕いてから10年。街は平和な時間を過ごしていましたが、今新たな犯罪組織による恐怖が人々を脅かし始めています。その組織を率いるのは、「Mr.Y」と名乗る謎の姉弟。元警察官の「アクセル・ストーン」と「ブレイズ・フィールディング」は、旧友の娘である「チェリー・ハンター」と、ドクター・ザンの弟子「フロイド・イライア」と合流し、その拳だけを頼りに新たなシンジケートの闇へと飛び込みます。
▼ バトルの特徴
シンプル操作で多彩なコンボを繰り出せる
連打で連続攻撃、長押しで強攻撃を出すことができます。さらに二つのボタンを押すだけで「奥義技」を発動!シンプルな操作感でかっこいいコンボを繰り出せます。敵の種類自体はさほど多くないものの、ストーリーが進むにつれて敵の攻撃パターンが変化したり、武器を使ってきたりと強化されていくので道中のザコ敵とのバトルにもやりごたえがありました。
ボス戦が盛り上がる!
全てのボスに必殺技のような強い攻撃が用意されており、それを避けながら戦うのが基本的なギミックになっています。例えば、レスラーのようなボスは遠距離から銃撃してくる仲間を呼びながら、自身は間合いを詰めて投げ技に持ち込もうとしてきます。更にHPが少なくなってくるとローリングしながら高速で間合いを詰めてくる攻撃をしてくるなど、追い込んでからも油断ができず、ボスとの戦いには常に緊張感を味わえます。
協力要素について
基本的に敵がたくさん出てくるので、囲まれてしまうことが多いです。そして戦っていると急に背後に敵が出現するため油断は禁物。そのため、協力プレイ中は敵を手分けして倒す事で、かなり有利にゲームを進められました。また、ステージ内に落ちている回復アイテムを譲り合いながら進めていくのが、お互いの息を合わせるために重要だと感じました。
▼ バトル以外の特徴
難易度が5段階もあり、もし行き詰まった場合でもアシスト設定を変更して残機や超必殺技ゲージが多い状態で始められたりと自分がプレイしやすい環境で遊ぶことができる本作。クリア後のやり込み要素として「ボスラッシュモード」や「コンテニュー不可能のアーケードモード」が用意されているほか、シリーズ過去作のBGMでプレイできたり、プレイアブルキャラクターたちを当時のドット絵グラフィックで使えるなど、『ベア・ナックル』シリーズのファン向け要素も搭載されています。
シリーズファンはもちろんベルトスクロールゲーム未体験の人が初めてプレイするゲームとしてもオススメです!
ノーストレートロード
音楽の自由が奪われた世界をロックの力で救うアクションアドベンチャーゲーム
発売予定日 | 2020年8月27日 | |||||
ジャンル | アクションアドベンチャー | |||||
対応プラットフォーム | PS4、PS5、Switch、Xbox X|S | |||||
プレイ人数 | PS版、Xbox版:最大2人 Switch版:最大3人 | |||||
定価 | PS版、Switch版:2,599円 Xbox版:2900円 | |||||
公式サイト | https://gamesource-ent.jp/page/no_straight_roads |
▼ ゲーム概要
2019年に開催された国内最大のインディーゲームイベントBitSummit 7 Spiritsにて、オーディオ・デザイン最優秀賞を受賞するなど、その音楽性やデザイン性が高く評価されています。
▼ ストーリー
物語の舞台は音楽のパワーを電力に変換するシステムが存在する街「ビニールシティ」。
この街は、有力アーティストたちを幹部として抱える巨大EDMレーベル「NSR」によって支配されており、EDM以外の音楽が禁止されています。しかし、とある出来事をきっかけに「NSR」の不正に気付いたギタリストのメイデイとドラマーのズークは、自分たちの”ロック”で革命を起こすため立ち上がります。
▼ バトルの特徴
音楽とアクションが融合した新感覚のバトルシステム
従来のアクションゲーム同様に「パリィ」や「回避」がとても重要なのですが、本作では視覚だけに頼らずBGMに耳を傾けてタイミングを合わせることで、アクションが成功しやすいシステムになっています。例えば飛んでくる音符をパリィで跳ね返したり、音楽に合わせてジャンプすれば全体範囲攻撃をうまく回避することができます。
ボス固有のギミックや演出
ボス固有のギミックや演出も本作の魅力です。例えば、鍵盤を弾く動きに合わせてハンマーのような叩きつけ攻撃が降ってくるので安全エリアをよく見極めて回避したり、BGMに合わせてステージの形態が大きく変化したりとオリジナリティの高い演出があります。そのため、最後まで飽きずにゲームを楽しめます。
協力要素について
協力要素としては、一緒に発動できる必殺技が用意されています。敵に大ダメージを与えたり、お互いのHPを全快させたりできるのでここぞという場面で戦況をひっくり返せます。また、本作はBGMに応じて攻防のタイミングをはかるゲームシステムであるため、協力プレイ中はリアルで声を掛け合いながらタイミングを合わせてアクションを繰り出すのが楽しく、まるで大縄跳びみたいで盛り上がりました!
▼ バトル以外の特徴
個性的な登場人物たち
一方バトル以外の特徴として、個性的な登場人物たちの存在が挙げられます。ロックを愛する天真爛漫なギタリスト「メイデイ」と冷静沈着なドラマーの「ズーク」という主人公2人をはじめとした各キャラクター同士の面白い掛け合いを日本語フルボイスで楽しめます。NSR幹部たちも個性的な面々が揃い踏み。そのカリスマ性でコンサート会場とストーリーを大いに盛り上げてくれます!アーティストごとに楽曲が用意されているのですが、中でも人魚がモチーフのデジタルアイドル「SAYU」の曲は、なんと音声言語を日本語にしていると歌詞も日本語になるという力の入れよう。とっても可愛い歌なのでぜひプレイして確認して欲しいです。
個性的な世界観
ネオンに包まれ街全体がナイトパーティを楽しんでいるエリア、おしゃれなカフェのある緑豊かなエリア、美術館のように洗練されたエリアなど…そのエリアを支配するNSR幹部の特徴によってエリアも個性を持っています。街に落ちている電力カプセルを集めることでスキルを強化したり、能力を一時的に強化できるステッカーを入手でき、オリジナリティの高くておしゃれな街「ビニールシティ」をお散歩するだけでも楽しめます。
ロックが好きな方や、一風変わったオリジナリティの高いバトルを楽しみたいと思っている方にオススメのゲームです。
バイオハザード6
バイオテロ組織「ネオアンブレラ」と7人の主人公の戦いを描くアクションシューティングゲーム
発売予定日 | 2016年3月29日 | |||||
ジャンル | アクション/シューティング | |||||
対応プラットフォーム | PS4、PS5、Switch、Xbox X|S | |||||
プレイ人数 | 最大2人 | |||||
定価 | PS版:2,850円 Switch版:2900円 | |||||
公式サイト | https://www.residentevil.com/6/jp/ |
▼ ゲーム概要
バイオハザードシリーズのナンバリングタイトル第六作目。バイオテロ組織「ネオアンブレラ」と7人の主人公の戦いを描くアクションシューティングゲームです。2022年末時点で累計販売本数が800万本を突破するなど国内外でヒットを記録しました。
▼ ストーリー
物語の舞台はラクーンシティでの事件から十数年後の世界。大統領暗殺の容疑をかけられたレオンとヘレナ。記憶喪失のクリスと彼を支える部下ピアーズ。呪われた血を持つ傭兵ジェイクと、彼を護るため戦うエージェント・シェリー。全ての事件の鍵を握るスパイ・エイダ。バイオテロという悪夢の再来に立ち向かう4つの物語は、7つの視点から群像劇として描かれる。
▼ バトルの特徴
シューティングと体術を駆使して戦うアクション性の高い戦闘システム
バイオシリーズ内でも屈指の多彩なアクション操作が可能な本作。敵の攻撃にタイミングを合わせて近接でカウンターを食らわせたり、ダッシュからドロップキックや飛び退き撃ちなど多彩なアクションを実現できます。さらにキャラクターによっては体術でのコンボを決めることができたりとシリーズ内でも異彩を放つバトルシステムとなっています。
もちろんハンドガンやライフル、グレネードランチャーといったシリーズお馴染みの武器も登場しますし、手榴弾やリモコン爆弾のようなアイテムも存在します。銃撃で敵をよろめかせた隙にサマーソルトを決めたり、スライディングで敵集団の横を滑り抜けながら爆弾を設置して爆発で一網打尽にするなんていうロマンあふれるアクションも可能で、アクション性の高さから生まれる独特の爽快感と戦略性が本作のバトルをとても魅力的なものにしています。
白熱のボス戦
ボス戦では弱点の見極めに加えて、残りHPで形態や行動がパターンが変わったりすることもあり、地形をフル活用してトロッコで移動しながら戦ったりと単調にならないよう工夫が随所に施されています。
協力要素について
倒れた仲間は蘇生できたり、救急スプレーをパートナーの近くで使うと、そのパートナーの体力も同時に回復できます。また、弾薬を渡し合ったり、崖から落ちそうなときに手を貸したり、敵に掴みかかられているところを助けることもでき、共闘の楽しさを常に味わいながら物語を進めることができます。
▼ バトル以外の特徴
7人の視点から描かれる秀逸なシナリオ
本作は7人のキャラクターの視点から世界規模のバイオテロ事件にまつわる4つの物語が描かれています。群像劇は全てのキャラクターが主人公として描かれるためどのキャラクターにも感情移入ができるのが魅力で、シナリオは単独で味わっても完成度が高いですが、4つの物語全てを体験して初めて事件の全貌が解明される仕組みになっています。中でもクリス編とジェイク編は非常にドラマチックな内容になっています。また人気キャラクター同士が共演する場面はどれも印象的なものになっていて、例えば今作で初めて共演を果たしたレオンとクリスの邂逅シーンは素晴らしい演出によりとても魅力的に描かれています。
様々なステージが楽しめる
ステージの景観はとても作り込まれていて、中国の繁華街や、大学構内、実験施設や雪山など様々な場所を舞台に探索を楽しむことができます。謎解き要素やカーチェイスイベント、隠れて敵をやり過ごす場面などもありアドベンチャー要素は多彩です。また、設定資料を集めるようなコレクション要素が存在し、クリア後のやり込みプレイも楽しめます。
シリーズお馴染みのキャラを操作できるのでシリーズファンの方はもちろん、単体でも楽しめる壮大なストーリーが用意されているのでバイオ未体験にもオススメです!