2024年1月24日にSteamで早期アクセス版が発売された建築クラフト要素が充実しているアクションRPG「Enshrouded(エンシュラウデッド)~霧の王国~」をオンラインマルチプレイで遊んでみました!発売から数日で売上本数100万本を突破した本作は、ピーク時の最大同時接続プレイヤー数が約7万1000人に達するなどすでに国内外で高評価を得ています。
この記事では「Enshrouded」の独特の世界観や、発売前から注目を集めていた地形にも干渉できる自由度の高いクラフト要素、そして回避とスタミナ管理が重要な本格アクションバトルについてもレポートします。
目次
- 1 まずはキャラクリで赤髪のイケメンを!?
- 2 長い眠りから目覚め、ヘンテコな装置から出てきた主人公
- 3 ゲーム開始直後からスムーズにプライベートサーバーで合流ができた!
- 4 伝染病に侵されたモンスターとの初遭遇。そして第一拠点の確保!
- 5 探索を続ける!裸族からの卒業、そして序盤最強!?武器のクラフト
- 6 生存者の発見!そして新たなレシピの開放
- 7 さらにメインクエスト(エリクサーの鉱泉を浄化)を進める!そして、ボス敵との遭遇
- 8 基本素材の「スクラップ」が足りない問題に直面。しかし意外な解決策が!?
- 9 スキル振りなど準備を整えて、北の尖塔攻略!!
- 10 尖塔の最上階からグライダーで滑空!新たな生存者を救出!
- 11 バチバチの建築対決の幕開け!ぴろきvsこはく
- 12 ライブ配信の動画はこちら
まずはキャラクリで赤髪のイケメンを!?
本作のキャラクリは数種ある髪型や顔などのパーツを組み合わせていく形式になっています。数値調整などによる細かいキャラクリはできないものの、髪型やひげのスタイルなどは早期版としては十分な種類が用意されていると感じました。というわけで早速ぴろきのトレードマークでもある赤髪のキャラを作ろうとしますが・・・肝心の髪色パターンが少ないせいで、残念ながら赤髪にはできませんでした。
長い眠りから目覚め、ヘンテコな装置から出てきた主人公
まだ早期版という事で世界観の深掘りにはあまり期待していなかったのですが、ちょっとしたオープニングムービーも用意されており、世界観を理解した上でプレイできる事に好感を持てました。
ゲームの舞台は、魔法の力(エリクサー?)に目がくらんだ先人たちによって伝染病に侵され、滅亡の危機にある世界「エンバーベール」。そしてプレイヤーは、世界を復興するための最後の希望の光・・・という、何とも英雄感のある最高のポジションです!人類は主人公をコールドスリープさせ、伝染病が落ち着くであろう未来で目覚める主人公に世界の復興を託すといったストーリーになっています。
ゲーム開始直後からスムーズにプライベートサーバーで合流ができた!
マルチプレイ開始までの手順は簡単で、ゲーム開始直後からスムーズに合流できます。なお本作は普段自分のサーバーで遊ぶ時使っているレベルの上がったキャラクターでフレンドのサーバーに遊びに行くことができます。ソロプレイとマルチプレイで同じキャラクターを使えるのは良い点だと感じました。
協力プレイ手順(ホスト)
- キャラクリ後に表示される画面で「ホスト」を選択します。
- 参加人数を設定して「作成」を選択します。(※最大16人まで参加可能ですが、参加人数が多ければ多いほどホストプレイヤーのPCスペックが必要になります。)
- 「編集」を選択してワールド名を変更します。
- 「プレイ」を選択してパスワードを設定します。一緒に遊びたいフレンドさんにこのパスワードを教えてあげてください。
- ゲームを開始してゲストの参加を待ちます。
協力プレイ手順(ゲスト)
- キャラクリ後表示される画面で「参加」を選択します。
- 「パスワード保護のサーバーを表示」にチェックを入れて「サーバー名の検索」を選択します。
- サーバー名を入力します。
- 「参加」を選択します。
- 教えてもらったパスワードを入力します。
- 合流できました!
伝染病に侵されたモンスターとの初遭遇。そして第一拠点の確保!
ゲームを開始すると現れる光に導かれて進んでいくと、怪しげな洞窟に入ることに。そこには侵蝕されたエリアが広がっており(5分しか行動できない)、いきなり怪物たちが襲いかかってきました!右スティック押し込みでターゲットロックが可能となっていて、バトルはヒットアンドアウェイが基本となっています。レベルの低い敵だからと言って油断ができず、緊張感を味わえます。
洞窟を抜けるとチェックポイント(倒れてしまった時の復活地点になる)がありましたが、何やら表記がバグっている様子・・・。この現象はこの後も度々発生しましたが、おそらくアップデートで解消されると思います。
まずはメイン目標に従って進めることに。石だけで簡単にクラフトできる「焔の祭壇」を製作し、第一拠点となる場所に設置します。設置した周辺が拠点となり、家などの建築が可能になります。また、拠点はファストトラベルポイントにもなります。
ゲームの基本的な進め方や操作については左上に表示されるメイン目標(ジャーナル)に従って進めていけば理解できる仕組みになっているので、建築・クラフトゲームに慣れていない方でも安心できる設計になっていると思います。
さらに、必要素材を祭壇に入れて強化すると設置できる拠点数の上限や、侵蝕エリアでの活動可能時間が増加します。
クラフト&建築の流れ
- 必要な素材を集める
- メニューボタンを押す
- RBボタンを押してクラフトタブを開き、作りたいものを選択する
- Aボタンを押してクラフトする
- インベントリ内からクラフトしたアイテムをショートカットに登録する
- 対応するショートカットキーを押してアイテムを手に持つ
- 好きな場所に設置する
探索を続ける!裸族からの卒業、そして序盤最強!?武器のクラフト
その辺に生えている草から作った紐で服を作り、早々に裸族を卒業した二人は動物から手に入れた骨で片手武器「ワンド」をクラフトします。このワンド、何と耐久値さえあれば遠距離から魔法を連射できるという優れもの。序盤の敵であれば何も考えずに連射すれば簡単に倒せます。
探索していると、世界観を理解する助けとなるメモ書きや日誌などを発見できることがあります。(翻訳が丁寧なので、内容をしっかり理解できます!)メモによると、どうやら主人公が目覚めた時入っていた装置は「灰の器」という名前で、バルタザールという人物が研究していた装置のようです。
生存者の発見!そして新たなレシピの開放
メインストーリーを進めていくと、他の生存者が入っていそうな装置を発見!
中にいた生存者は鍛冶屋「オズワルド」でした。召喚の杖を使って拠点に配置すると新たなレシピが解放され、釘こん棒などの新しい武器を作れるようになりました。また、会話を進めていると新たなクエストも依頼されました。どうやら「エリクサーの鉱泉」を浄化して欲しいようです。
さらにメインクエスト(エリクサーの鉱泉を浄化)を進める!そして、ボス敵との遭遇
伝染病の元凶と思われる「エリクサー」。かなりメインストーリーに深くかかわっていそうなので、早速その鉱泉を浄化するクエストを進めることにします。
エリクサーの鉱泉はモンスターの巣窟になっていて、次々とモンスターが襲いかかってきます。最強武器のワンドで距離を保ちながら懸命に戦いますが・・・格上の敵ということもあり、一回全滅しましたw
その後、奥に進んでいくとエリクサーの鉱泉と思わしき赤く光る怪しげなイソギンチャクっぽいオブジェクトを発見!早速近づいてみると・・・今度はボスが登場。大きな剣を振り回しながら襲いかかってきます。ボスの攻撃はとても強力で、一撃喰らうと倒されてしまうほどでした。(こはくは早々に倒されましたw)
何とか倒したあとエリクサーの鉱泉を破壊すると、辺りが浄化されたのか侵蝕のゲージが表示されなくなり、周囲が明るくなっていきました。どうやら各地にあるエリクサーの鉱泉を破壊し、侵蝕エリアを浄化していくのが当面の目標になりそうです。
基本素材の「スクラップ」が足りない問題に直面。しかし意外な解決策が!?
北のエリアに進むために必要なツール「フック」。作成には基本素材であるスクラップが4個必要なのですが、宝箱に入っていたものを拾ったきりで、どうやって集めればいいのか見当もつきません・・・。とりあえず辺りを探索してみることに。
30分くらい探索しても見つからず、どうしたものかと思い悩んでいたところ・・・たまたま殴って壊れたオブジェクトから念願のスクラップが!!!
その後、視聴者さんから「灰の器」をつるはしで壊すといいよと教えてもらい、一気にスクラップ不足が解決しました!!!
スキル振りなど準備を整えて、北の尖塔攻略!!
北の尖塔の攻略を目指して、スキル振りなど準備を整えることに。本作のスキルツリーはかなり本格的で、タンクやウィザード、ヒーラーといった12種の職業に関するスキルを選択していきます。ウィザードとヒーラーのスキルを組み合わせて賢者の様なキャラビルドができたりと、緊張感のある戦闘をより楽しめるシステムになっています。今回ぴろきはヒーラーを軸に進めていくことにしました。
どうやって魔法を使うのか少し分かりにくかったのですが、宝箱や錬金術で作成した魔法を杖に装着すると回復魔法やファイヤーボールといった魔法を使えるようになります!
準備もできたので、フックを使って北方の新天地に向かいます!
そのまま北に進んでいると怪しげな塔を発見!!!
尖塔の中に入ると、怪しげな装置が!近くに落ちていたメモによると普通の人では何も反応しなかったようですが、英雄補正のある主人公が乗ると装置が起動。光に包まれて主人公が消えてしまいます。
どうやら装置によって尖塔の上層に移動させられたようなので、探索してさらに上層を目指すことに。塔の中にはジャンプなどの細かいアクション操作を求められるフロアや、床下から針が出現するトラップなどこちらを試すような仕掛けがたくさんあり、一筋縄では進めないダンジョンの様な構成になっていました。
その後、落下死などを繰り返しながら何とか最上階に到着!!そこには絶景が・・・。どうやらエンバーベールは想像以上に広大なようです。
最上階には祭壇があり、どこからか声が聞こえてきて「世界を取り戻すのだ!」という言葉とともにファストトラベルポイントが解放されました。
尖塔の最上階からグライダーで滑空!新たな生存者を救出!
せっかく高い場所に登ったので、尖塔の最上階からグライダーで滑空して降りてみることにしました。霧に侵蝕された地域と緑豊かな土地の対比がとても印象深いです。
各地を探索していると錬金術師が眠っている「古の地下室」を発見!敵がどんどん襲ってきますが奥に進んでいきます。
最奥で錬金術師が眠る灰の器を発見。救出します!!!
早速拠点に配置すると、杖に装着する魔法アイテムを製作できる様になりました!!これで魔法打ち放題!と思ったのですが・・・うーん、製作素材が結構ややこしそうかもw
バチバチの建築対決の幕開け!ぴろきvsこはく
屋根と壁の無い家、違法建築(半分宙に浮いた家)、1マス部屋など数々の欠陥住宅を生み出してきた協力ゲーム通信ですが、なんと・・・建築対決を即興で行いました!どちらの建築が素晴らしかったかを視聴者さんにアンケートに答えてもらって勝敗をつけることにしました。
どうしてわざわざ苦手な建築対決をするのかと言うと、決してとち狂ったからではなく、本作の建築の自由度が高いからに他なりません!何と本作では地面を掘ったり岩山を壊したりと地形の破壊・変形が可能なのです。質の高いグラフィックで表現されるオープンフィールドをまるで粘土の様に自由に掘ったり積み上げたりできます。
また、荷物に重量制限がないので一度に大量の建築ブロックを持ち運んでも全く問題ありません。プロモ映像にあったようなお城のような建築物もストレスを感じることなく没頭して作れると思います。(ただし協力ゲーム通信に作れるとは言ってない)
そんなこんなで、ぴろきは石造りで明かりの演出にこだわったシックなお家を作ることに。一方こはくは、温かみのある木造のお家で内装にまでこだわりたい!という事で、両者自分の作りたい家のイメージが決まったところで、戦いの火蓋が切って落とされます。
順調に石ブロックを重ねていくぴろきですが、床や壁などがうまく吸着したり一度にいっぱいのブロックを運べることをいいことに調子乗ってどんどん面積を広げていきます・・・そして、何と2階までも作っていきます・・・。本当に大丈夫でしょうか!?(完成できるのか!?)
一方こはくは、今回ばかりは""屋根のある家""を作るべく足場を建設し、多少無理やりにでも屋根を乗せようと悪戦苦闘していました。
そして完成したおうちがこちらです!!!
ちなみにアンケート結果はこはくの圧勝でした!!!ぴろきに一票入れてくれた方ありがとう!