協力ゲーム情報

【プレイレポート】The Outlast Trialsの早期アクセス版で協力プレイ!

2023年5月19日にSteam、Epic Gamesにて発売された「Outlast」シリーズ最新作「The Outlast Trials」をオンラインマルチプレイで遊んでみました!シリーズ初・最大4人でのマルチプレイに対応する本作は、オープンベータ時点で100万人が参加するなど世界中で注目されています。

ゲームの主な目的は人体実験施設から生還するために数々のトライアル(治験)を乗り越えて治療を完了させること。シリーズ通じての特徴でもある敵に対して攻撃手段が無いシステムは健在。追跡者から逃れるためにベッドの下に身を隠すといったステルス中心のゲームプレイがマルチプレイではどのように展開していくのかも含めてレポートしたいと思います!

また本記事では「オンラインマルチプレイの始め方」「基本的なゲームの流れ」など序盤の攻略ヒントも記載しています。
なお、グロテスクな描写が苦手な方は本記事を読むにあたって注意が必要です!

謎の企業に拉致され頭にゴーグルを取り付けられる(物理)

物語の舞台は冷戦時代真っ只中のアメリカ。雪のちらつく寒い夜、浮浪者である主人公がダンボールに包まって寝ていたところ、一枚のチラシが風に吹かれて飛んできます。
"あなたは迷っていますか?孤独ですか?貧しいですか?混乱していますか?私たちはあなたが欲しいです!" 路頭に迷っている主人公は、その甘く魅力的な誘い文句にまんまと騙されてしまいます。なお、よくチラシを見てみると過去作にも登場した組織「Murkoff社」の記載があります。

見るからに怪しいチラシ

その後主人公は拘束され、血みどろの不気味な研究施設のような場所へと連行されてしまいます。

被せられたズタ袋越しに怪しい施設が見える

そして、モニターから「怖がらなくていい。私は医師の…」とこれから起こる事を説明する音声が流れますが、明らかに医師免許を持っていないであろう女性にぶっとい注射を打たれてしまい、説明が頭に全く入ってきません…。

規格外の太さの注射器

意識が朦朧とする中、過去の自分を捨てて「生まれ変わる」ための治験を受ける契約に無理やり同意させられてしまいます。

頭を掴まれ無理やり契約に頷かされる(同意する)ことになる

そして、隣で治験に失敗したのか無残な姿になった人から取り外した暗視ゴーグルをドリルで取り付けられてしまいます。めっちゃ痛そう…。

そんなドリル刺されたら死にますw

突然のキャラクリ

そんな衝撃のオープニング後、唐突に始まるキャラクリ。
今までの緊張から一気に解放され、寧ろ安堵しますwキャラクリ画面に癒される日が来るとは…。

マイナスイオンが出ているキャラクリ画面

キャラクリに関しては、数パターン用意された「見た目」「髪型」「髪色」から選択するのみ。早期版という事もあってか、細かく自分好みのキャラに出来るという感じではありませんでした。ぴろきは厳しい治験に耐えられるように屈強なキャラを作ろうとしてみましたw

ぴろきが作った屈強!?なキャラ

怪しい洋館で治験施設への入所準備をすることに…(ソロで進めるチュートリアル)

マルチプレイを始める前にソロで進める必要があるチュートリアルステージがあり、基本的な操作説明やゲームの進め方などをしてくれます。※チュートリアル開始直後にゲーム開始画面に戻ればスキップは可能です。

まずは、暗視ゴーグルの説明です。基本暗い場所を探索することになるので必需品なのですが…ずっと使っていられるわけではありません!バッテリーには残量ゲージがあり、無駄に使っているとあっという間にバッテリー切れを起こしてしまいます。

バッテリー残量が恐怖心を煽ってきます。

続いて画面指示に従いゲームを進めていくと、怪しげな洋館にたどり着きました。扉を開けた瞬間、案内役の不気味な人形がお出迎えしてくれます。

こんな人形だけには案内してほしくなかった

洋館の中を案内に従い、おそるおそる進んでいくと主人公の過去のワンシーンを再現したような部屋があり、主人公は過去の自分と向き合う事になります。(どうやら主人公は治験を行っている組織「Murkoff社」にすべてを握られている?!)

主人公が規律を学んだシーン

どんどん洋館の奥に進んでいくと、途中猛スピードで目の前を走り抜けていく人影が。サウンドの演出も巧みで徐々にぴろきのSAN値が失われていきますw

猛スピードで目の前を走り抜けていく人影

本作は基本的に敵に攻撃できないので、クローゼットやゴミ箱などに入って敵がどこかへ行くまでやり過ごす必要があります。そして、画面上に突然現れた「隠れる」という表示…。

不穏な表示

怪しさを感じつつも慎重に進んでいきます。すると、とうとう第一村人が登場!背後から元気よく挨拶(※飛び掛かりからのラッシュパンチ)してきてくれました!ぴろきは恐怖のあまり、音声が割れるぐらいの叫び声とともに、思わず手にしていたコントローラーをマイク目掛けて投げてしまいましたw(壊れなくてよかった…)

元気な第一村人との接触

その後、怪我をした場合の回復方法などのチュートリアルがあり一命を取り留めます。

怪我を回復させる手段はあります!

しかし明るい部屋でも装着し続けていたせいで暗視ゴーグルのバッテリーが早くも残り僅かとなり…暗雲が立ち込める中さらに奥へと進んでいきます。(※なお、暗視ゴーグルにはバッテリーが切れてもほんの少しだけ暗所が見える省エネモードがあります)

みるみる減っていくバッテリー

さすがアウトラストシリーズと感じるような秀逸な驚かせ方を随所で体験できます。例えば静寂の中で一斉に人形たちがこちらを振り返る場面では思わず息を飲みました。また、敵から逃走中にロッカーなどに隠れている際は心臓の鼓動の音が高まるような演出があったり、追跡者が一度通り過ぎて落ち着いたところでロッカーから出ようとすると再度見に来るなど行動パターンが良い意味でいやらしく、プレイヤーの怖がらせ方を熟知していると感じました。

ホラー演出はさすがの一言
ロッカーの中から敵の動きを観察できる

その後探索を進めていくと、自分の「公的書類」と「私生活の情報」を破壊するというクエスト目標が設定されます。治験の契約により過去の自分を捨て新しく生まれ変わる必要があるとの事で、洋館に隠された主人公の過去の記録を探索して見つけ出し、粉砕機に投げ入れて捨てなければなりません。クエスト目標は近距離内ならひし形マークで表示されますが、本作にはマップやミニマップという物がないため中々辿り着けず…。迷子スキルの高いぴろきは探索中に何度も敵に追いかけられることになりました。

洋館を探索し書類を集める
書類を粉砕機に投げ入れミッション完了

ミッション完了したと安堵したのも束の間、脱出口付近に片手にドリルを持ったどう考えても話の通じなさそうな敵が立ちはだかります…。本作のミッションは脱出までがセットになっており、最後の最後まで一切油断ができません!もし死んでしまったら最初からやり直しになってしまいます!!

最後の最後まで一切油断ができません!

なんとか逃げ切り、脱出した先には治験者が休息できる施設(休憩室)に繋がっていました!

何とかたどり着いた休憩室

休憩室にたどり着いたらマルチプレイを開始できる

チュートリアルステージをクリアするとマルチプレイが解放されます。協力ゲーム通信の場合、チュートリアルクリアまで約一時間程度かかりました。マルチプレイの開始手順は以下の通りです。

協力プレイの手順

ホスト側(招待側のプレイヤー)

  • ゲームメニューを開いて「治験」タブを開き、黒いキャラクター枠内のプラスボタンを押します。
  • 招待したいプレイヤーを選んで招待を送信します。

ゲスト側(参加側のプレイヤー)

  • ゲームに招待されると通知が届くので[shift]キーと[F3]キーを同時押しして通知を開きます。
  • パーティ参加に承諾すると協力プレイが開始されます。
やっと合流できた!

無事に合流できたので早速、施設中央にあるターミナルから治験を受けてみます。積極的に治験を受ける治験者の鏡!

施設中央にあるターミナルからミッションを開始できる

早期版である5/20時点で受注できるミッションは「コアプログラム1:警察署」「コアプログラム2:ちびっこランド」「コアプログラム3:孤児院」の三つと、すべてのコアプログラムをクリア後に受注できるシーズン制ミッション(!?)の「プログラムX」で、合計4種類の様です。

早期版である5/20時点で受注できるミッションは合計4種類

一見少なく見えるためすぐに終わってしまいそうに感じますが、そんな事はありません。各ミッションは同じステージでも違う目標が設定でき、さらに後述する理由も含めてクリア後も同じステージで新鮮な気持ちで繰り返し遊べるようになっています。

同じステージでも違う目標が設定できる

プログラム1「警察署」で密告者を始末するミッションに挑戦! 

ミッションを受注すると、シャトルに乗り込み現地に向かうことになります。治験者に「移動している」と錯覚させるためか、電車が揺れているような音の演出があります。

血まみれのシャトルに仲間と乗り込む

ミッションエリアに到着するとまずはミッション目標が表示されるので、その内容に従ってゲームを進めていきます。ただし前述の通り、本作では明確な目標地点が表示されるわけではない(マップという概念もない)ので、探索しながら目標地点を見つける必要があります。

次のミッション目標に従ってゲームを進める

ステージには巧みに敵が配置されているので、上手く隠れながら探索を進める必要があります。プレイヤーに明確な攻撃手段は用意されていませんが地面に落ちているレンガやビンで相手の注意をそらしたり一瞬ひるませる事が可能で、それらのアクションも活用しながら探索を進めていきます。

レンガを投げれば敵を一瞬ひるませることが出来る

探索していると回復アイテムなどは比較的沢山落ちている印象でした。しかしアイテムは最大3つまでしか持ち歩けないのでパーティメンバーにアイテムを渡す機能を活用するのが中々に重要でした。

回復アイテムなどは比較的沢山落ちている
十字キー下ボタンを押すとアイテムを渡せる

他にも協力要素として、倒れたパーティメンバーを蘇生する事ができます。ただ蘇生にはそれなりの時間が必要なので、敵を完全に撒いた後など隙を見つけて手早く行わないとミイラ取りがミイラ的な展開になってしまいます…。

敵が隠れる場所に入っていたり、扉に罠が仕掛けてあったりと巧みに治験攻略を阻止してくるので、初見でクリア出来るほど簡単なゲームではありません…。

ロッカーに隠れている敵、傍を通ると飛び出てくるので心臓に悪い

さらにミッションをやり直す度にアイテムの配置や敵、罠の配置がランダムに変わります。毎回ある程度は新鮮な気持ちで遊べましたが、2人協力プレイをした限りではかなり攻略難易度は高いように感じました。

ミッションをやり直す度にアイテムの配置や敵、罠の配置がランダムに変わる

マップ自体が変わるわけではないので、何回も何回もリトライしていると迷子スキルが高い二人といえど、前半部分は難なくこなせる様になりました。なお、本作にはチェックポイントという概念はなく、全滅すると毎回最初からやり直しになります。

2時間ほど繰り返す中で、前半部分は難なくこなせるように

しかし中盤エリアはかなりの鬼門でした。複数の敵が襲い掛かってくる中真っ暗なエリア内を探索して発電機を2個見つけて(※これも毎回やり直す度に配置が変わります)タイミングよくボタンを連続で押すというQTEが発生し相当手こずらされ、最後まで攻略が安定しませんでした…。

焦りながらのQTEはかなり厳しいw

また周りの状況を観察するとヒントがあり、進む道を発見出来るといったちょっとした謎解き要素もあるので、恐怖心を抑えた冷静な観察眼も攻略には必要になってきます。

モニターに照準を合わせるとヒントが表示される

そして、何度目の挑戦か…ライブ配信を初めて5時間半を過ぎたころ、ようやく「密告者を始末する」というミッションを達成出来ました!

ですがこれでミッションクリアではありません!治験から無事に脱出しなければもう一度最初からやり直しになってしまいます。

敵に追い回されながら何とか出口が見えてきました!するとそこには巨体の化け物が…もう許してくれーーーーー!!!

出口付近を防衛する怪物

なんとか横を走り抜け出口のボタンを押すと…今度は「シャトルの到着待ち」と表示され、暫く時間を稼がないといけに様子!最後までクリアを全力で阻止してくる。これラストミッションだっけ!?(ステージ1ですw)

シャトル待ちの表示に一瞬絶望しましたw

皆様の応援もあり、からくも脱出に成功し本日初の治験クリア!!(ライブ開始後5時40分程経過)そして初のリザルト画面に表示されたのは「Dランク」評価と「気弱なものはふさわしくない」との厳しいお言葉w

初クリアに絶叫する二人!Dランクでも嬉しい!

そして、ようやく治験レベルも2に上がりました!ちなみに失敗するとどのフェーズまで進んでいても150しか経験値はもらえなかったのですが、クリアすると一気に1500もらえました!

ようやく治験レベルが2に!!

スキルを取得する

治験レベルが2になると休憩室にいる技術者「コーネリウス・ノークス」に話しかけられるようになり、スキル取得ができます!

技術者「コーネリウス・ノークス」

スキルには「電気ショックで敵を足止めする」「煙幕で自分の身を隠す」「自分を中心に周囲の仲間のHPを回復する」「X線で周囲の敵の位置を知る」の4種類があり、その内1つをセット出来ます。回復役と足止め役に分かれて協力するなどスキルを使えるようになると協力プレイが一層楽しくなりそうです。

4種類あるスキルから1つをセットできる

個室をお洒落に改造する

休憩室には自分の部屋が用意されています。初期設定の部屋は薄暗い雰囲気で囚人部屋感が強く殺風景なデザインになっています。

初期状態では殺風景な自室

しかし、治験に挑戦することでもらえるお金で置物を置いたり、壁紙やカーペットを違うデザインに変えたりできます。

早期版とは思えないほど置物の種類はかなりの数があります!

壁紙やカーペットなど変更できる部分を全て変更した結果、青系統の色を基調に観葉植物もある、癒し効果がありそうな部屋が完成しました!

癒し効果がありそうな部屋が完成
観葉植物も置けちゃいます!

スキルの使用感を試しに、プログラム2「ちびっこランド」で腐ったリンゴをすり潰すミッションに挑戦する

こはくは「回復スキル」をぴろきは「足止めスキル」を取得したので、その実力を試すべくプログラム2「ちびっこランド」でのミッションに挑戦します!

テーマパークっぽい雰囲気だけど、腐ったリンゴとは??

入場ゲートがあったり、メリーゴーランドやアトラクションの場所を示したマップが各所にあったりと、血みどろでなければ楽しいテーマパークっぽい雰囲気があります。

ちびっこランドのゲートの雰囲気は楽しそうw

スキルはミッション開始後直ぐには使えないのですが、時間でチャージが溜まり使用可能になります。なお、クールタイムはそれほど長くなく、アイテムのようにガンガン使えるので使用感は良い感じでした!「足止めスキル」は敵のひるむ時間はそれほど長くはありませんが、そこそこ範囲が広く複数の敵に囲まれた際に使えば逃げられるので便利でした。

足止めスキルの範囲はそこそこ広い印象

回復スキルは思った以上に体力が回復します。回復範囲はあまり広くないので仲間同士でほぼ密着する必要がありますが、上手く使えば死にかけ状態からほぼ全快まで回復できるので攻略には必須級だと感じました。

回復スキルはかなり回復するので攻略が安定する

なお、楽しい内容を期待していたアトラクションの内容は…心臓(※本物)を的に当てるといった、ある意味非日常感はあるものの全然テーマパーク感の無い内容でした…。

血まみれ。ひたすらグロい…

心臓を的に当てるアトラクションをクリアし、入手したチケットで奥に進むと、子どもたちを乗せたボートが現れました。「ボートを押して子どもに罰を与える」と目標が表示されたので、ボートを押して進んでいきます。

絶対押したくないボートが出現…

なかなか進まないボートを押し進んでいると、途中で遮断機が降りてしまって進めない場所に差し掛かりました。(合計二か所ありました。)

妨害がたくさんあって全然進めない…

どうやら遮断機に繋がっている線をたどり、その先にある電源をオフにする必要があるようです。敵に襲われながらも何とか電源の解除(合計4か所)に成功したので、先に進みます。

敵に追い回されながらも何とか電源の解除に成功

これで進めるぞ!安心したのも束の間、今度は水位が下がってボートが押せなくなりました。トラブル続きだなこのアトラクション!どうやらバルブを2種類探してパイプにつなぐようですが、しつこく追い回してくる敵のせいでまったく探索に集中できません!

トラブルまみれのテーマパーク

探索しているのか逃げているのか分からないまま、走り回っていると偶然に目標の場世に到達w しかし、バルブを守っているのはチュートリアルの時にドリルで追い回してきた怪物じゃないか…!!

チュートリアルで見た怪物との再会

逃げようとした次の瞬間には馬乗りになられ、ドリルの餌食に。そして呆気なく全滅…。いやでも初回挑戦の割には結構進めたのでは!?やはりスキルがあるとかなり楽だと感じました!

失敗したけど、初回挑戦とは思えぬ進み具合

最後に

まず本作は2人で攻略するのはかなり難しいです(4人で挑戦すれば丁度良いと感じるのかもしれませんが…)。失敗するたびに配置の変わる敵や罠など、周回すれば一気に簡単になるような仕様にはなっておらず、プレイヤー側が徐々に慣れていく事で攻略の成功率が上がっていくというイメージでした。

また、アイテムを渡したり、蘇生し合うといった協力要素もあるのですがそもそもアイテムを3つまでしか持ち歩けなかったり、倒れてしまうと画面が真っ暗になって自分の周りの情報を味方に教えられなかったり、蘇生には特定アイテムが必要で簡単に状況を立て直せなかったりと、マルチプレイだからと言ってゲームプレイが楽になる仕様にはなっていません。

そして目標を全て達成してもミッションエリアから脱出する必要があり、最後の最後まで油断が出来ません。さらにミッション中にチェックポイントなどもなく、失敗すれば最初からというのも「簡単にはクリアさせないぜ!」という制作陣の意思が伝わってきます。(まさか最初のステージをクリアするのに5時間半もかかるとは…)

しかし治験レベルが2になるとスキルを取得でき、かなり攻略しやすくなります。もし2人だけで遊びたいと考えているのであれば、まずはスキル取得を目指すのもアリかなと思います!

一方本作のホラー演出に関してですが、恐怖心を煽る世界観(ノスタルジーと先進性を併せ持つような感じ)やオープニングはさすがアウトラストシリーズと感じるような素晴らしさでした。ゲーム性に関しても、敵を倒すような攻撃ができないので逃げる・隠れるしかできない仕様や、暗視ゴーグルのバッテリー管理などのシステム面が焦燥感を煽ります。身構えていてもこちらの想像の上を行く演出やサウンド効果などに驚いてしまう事があり、秀逸なホラー表現を随所で体験できました。
しかし正直なところオープニングからチュートリアルまでが怖さのピークで、ミッションに関しては何度も何度も挑戦していると感覚がマヒして行き「怖い」という感情よりも「難しいゲーム」を何とかクリアしたいという感情が勝つようになりました。そのためゲーム中盤以降はほぼ恐怖心を感じることなくプレイ出来ました。もちろん、視聴者さんの応援やこはくと2人協力プレイしているというワイワイ楽しめる環境のおかげでもあります!

なお、グロさに関してはグラフィックが丁寧に作られていることもありかなり顕著にグロいと感じました。何度も目にするうちに少しずつ慣れてはいきますが、最後まで「ちょっとやり過ぎかも…!?」と思いながらプレイしていました。この部分に関してはプレイヤーを選ぶと思います。

とはいえ早期版とは思えないぐらいの完成度の本作。バグらしいバグもなくプレイできたことは好印象ですし、意外と自分の部屋をカスタマイズするのが楽しく、マルチプレイ対応によりこれまでとは別のプレイヤー層も取り込めそうだと感じるほどでした。
製品版に向けてアップデートを重ねていくことが告知されており、また製品版として発売するときには値上げにも言及されているので、本記事を読んで少しでも興味が出た方は2023年6月15日まで開催されている「Epic Games 2023年メガセール」を利用して、25%オフの2535円で買える機会に安く買っておくことをおすすめします!

ライブ配信の動画はこちら

  • この記事を書いた人

協力ゲーム通信

二人そろって幼稚園児(年長)時代に無事ゲーマーデビューを果たし、それ以来の人生をゲームに捧げてきたヘビーゲーマー夫婦です。カップルやフレンドだけで楽しめる協力プレイ可能なゲームをじっくりプレイした上でレビューします!

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