協力ゲーム情報

【プレイレポート】「ディアブロ IV」のオープンベータ版で協力プレイ!

2023年6月6日に発売予定のシリーズ最新作「ディアブロ4」。オープンベータ版の先行アクセスが3/18〜3/20まで開催されていたので、オンラインマルチプレイで遊んでみました!協力ゲーム通信を始めるきっかけともなった「ディアブロ3」が2012年に発売されてから10年以上の月日が経ち、ついに最新作を遊べる日が来るとは…感動です!!

ディアブロといえば「複数のバトルクラス」「ローカルとオンラインでの協力プレイ」「ランダム生成されるダンジョン」「装備品のハクスラ要素」が特徴ですが、その辺りがどう進化したのかも含めてレポートしたいと思います。

血の儀式でサンクチュアリの創造主リリスが復活!

物語の舞台は「ディアブロIII Reaper of Souls」から数十年後の世界です。導入ムービーでは血の儀式によってサンクチュアリの創造主「リリス」が復活するシーンが描かれています。

妖艶な雰囲気のリリス

公式サイトにある「ただ彼女が存在するだけで、これらの全てが抗えぬ強さで人々を堕落させていく」という表現の通り、全てを包み込みような母性にも似た不思議な魅力を感じてしまいます。

登場する職業は5種類(先行版では3種のみ)

ディアブロ4に登場する職業は、比類のない腕力が特徴の「バーバリアン」、巧みに変身し野生生物と共に戦う「ドルイド」、アンデッドの大群を呼び出す「ネクロマンサー」、魔法の力が宿る武器で強力な連続コンボを繰り出す「ローグ」、雷撃を放ち、氷のつららで敵を貫き、燃え盛る隕石を降らせる魔法のスペシャリスト「ソーサレス」の全5種類登場します。

私たちが選んだ職業はクソエイムのぴろきでも安心の近接ファイター「バーバリアン」、脳筋バーサーカーのこはくが選んだのは高火力の出る「ソーサレス」です。

ぴろきはバーバリアンを選択。固い職なので常に前線を張れる!
こはくはソーサレスを選択。回転しながら火炎放射するのが楽しい!

キャラクリはあらかじめ用意された複数パターンの中から髪型、顔タイプ、肌色、目の色などを選択し組み合わせていく形式です。そのためディアブロ3と比較するとキャラクターに愛着を持てるとは思います。ですが、顔タイプは4種類のみで目鼻立ちを個別で調整することはできません。本作のムービーシーンには自キャラが登場するので、個人的にはもっとこだわって作成したい…!お願いしますもっとバリエーションを増やしてください(懇願)このままでは同じ顔の人が量産されてしまう…。

ムービに自キャラの外見が反映される

協力プレイはオープニングムービー後すぐに可能

初めてプレイするゲームは「いつ協力プレイが可能になるのか」が分からず不安でいっぱいの協力ゲーム通信です。今作では特に公式からのアナウンスはありませんでしたが、オープニングムービーが終わったあとすぐにオンラインでの協力プレイが可能でした。(※ちなみに協力プレイ開始までの所要時間の最長記録は、つい最近プレイした三國死にゲーアクション「Wo Long」の約5時間ですw)

協力プレイは簡単に開始できる

協力プレイの手順

ホスト側(招待側のプレイヤー)

  • タッチパッドボタンを押してソーシャル画面を開きます。
  • フレンドリストから招待したいフレンドを選択します。
  • 招待を送信します。

ゲスト側(参加側のプレイヤー)

  • 招待されるとゲーム画面に通知が表示されます。
  • 通知を開いて参加する旨の選択をします。
  • フレンドのワールドに移動後、協力プレイが開始できます。

ただ、ローカルでの協力プレイに関しては何度か試しましたが先行アクセス版ではうまくいきませんでした。公式の案内にあった通り、Battle.netアカウントと連携したPSアカウントで2Pコントローラーを接続しゲームを始めると、画面右下に「オプションボタンを押して参加」と表示はされるのですが、ボタンを押しても動作しませんでした。

ベータ版の先行アクセスではローカルマルチが出来なかった

世界が待っていたディアブロ4、アクセス集中でサーバーエラー続出

ディアブロ3の先行アクセスの際にも起きたというアクセス集中によるサーバーエラー。今回は万全の準備をしているとのアナウンスもあり、順調にプレイできているなと安心し始めた頃、こはくがサーバーから切断されました…。続いてぴろきの方にも、恐れていた「ネットワークエラー」の表示が出てしまいました。

恐怖のメッセージ

気を取りなおしてゲームを再起動して始めようとするとログインの待機時間がなんと「59分」。YouTubeでライブ配信だったのですが、流石にトークでは繋ぎきれないと感じたので、時間を改めて再開することにしました。その後最長で120分待ちまでありましたw 世界が待ち望んだディアブロ4、恐るべし…。

待ち時間の長さが注目の高さを表している

高品質のグラフィックと効果的なカメラワークで没入感はかなり高い

ディアブロ3と比べて、見た瞬間にわかるほどのグラフィックの進化に驚きました。部屋の隅に置かれているオブジェクトや質感がイメージできるような赤い絨毯など細かい部分までこだわって作られています。また夜と昼では様変わりする街の雰囲気など光と陰の表現が素晴らしく、独特の物悲しい雰囲気のサウンドも相待って没入感の高いゲームだと感じました。

シワがリアルな赤い絨毯

また、ディアブロシリーズは基本的に見下ろし視点でゲームは進行しますが、本作ではムービシーン以外でも効果的にカメラワークが変わる演出があります。例えば会話時にはキャラクターにカメラが寄ったり、フィールド探索中に周辺の全景を見ることができます。場面に応じて変化するカメラワークがプレイヤーの没入感をさらに高めていると感じました。

特定スポットでは目的地を別角度から確認できる

サブクエストや各地に点在するダンジョン探索も魅力

先行アクセスで行ける狭い範囲内にも10個以上のダンジョンがありました。公式からは150近いダンジョンを用意していると語られており製品版をプレイするのが楽しみでたまりません。

フォールドにはダンジョンが点在し自由に探索できる

ダンジョンは入るたびにランダムでマップが生成され、最奥には凶悪なボスが待ち構えています!ボスを倒すと「古文書」(かなりの種類がある)を入手でき、街にいる秘術師に渡すと装備品に特殊効果をつけてくれます。

ダンジョンボスが普通に強く、油断できない
秘術師は装備に特殊効果をつけてくれる

さらにダンジョンイベント(エリア内の敵を全て倒すなど)もランダムで発生するので、探索中も常に油断が出来ません。

ランダム発生するダンジョンイベント

サブクエもベータ版の時点でかなりの数が用意されています。単純なお使いだけではなく、メインストーリーで倒したボスより強いのでは!?と感じる様なやりごたえのあるボス戦が待っていたり、街の実情や世界観を深く知れる続きもののサブクエもあるなど、寄り道コンテンツも充実していました。

サブクエストは単純なお使いだけではない

今作はストーリー内容も分かりやすい

前作「ディアブロ3」では翻訳が直訳的な所があったり、世界観が複雑で何回読んでもどういう意味なのかイマイチわからなかったり、解釈の難しい設定などもあり、正直ストーリーについては一旦置いてアクションゲーム・キャラビルドゲームとして楽しんでいた部分がありました。しかし今作「ディアブロ4」はローカライズ化が未完全だと発表されている先行版の段階でも翻訳がかなり自然で、ストーリーや世界観もすんなりと理解できました。

今作の日本語訳には期待が持てる

また、本作では随所にムービーシーンが挟まれており、ストーリー内容にも相当力が入っていると感じました。なかでも、光の中から赤い花びらとともに現れるリリスの登場シーンは恐ろしいほど美しく、思わず見入ってしまいました。その姿を見るだけで村人たちが魅了され、そして堕落していく演出も素晴らしく、プレイヤーである私もリリスの魅力に引き込まれていく様な気持ちにすらなりました!

光の中から赤い花びらとともに現れるリリスの登場シーン

装備品を集めたり、キャラビルドはやっぱり楽しい

先行版のプレイ中には「コモン」「マジック」「レア」「レジェンダリー」の4種類のレアリティ装備を集めることができました。「レジェンダリー」が出た時は効果音と共に地面に光の柱が現れるため特別なものが出た感じがありテンションが上がります!また、装備画面でどんな効果がついているのか、どれくらい強くなれるのかを確認する時にとてもワクワクします。

レジェンダリー装備が出た瞬間

装備集めが楽しくて、ライブ配信後も2人で遊んでいるうちにかなり装備を集められました。特に気に入っている装備の効果は「近くにいる敵一体につきライフが毎秒〇〇回復する」というもの。敵に囲まれることが多いのでバーバリアンという近接職業とも相性が良く、気に入っています。

レジェンダリー装備に面白い効果が!

また、街にいる骨董商人ではゲーム内でワールドイベントなどをクリアしたときにドロップする「オボール」を消費して装備ガチャができます。ちなみにレジェンダリーも出ました!これは欲しいものが出ないと悔しくて、どんどんつぎ込んでしまう沼コンテンツだ…!!

クセになりそうな装備ガチャ

そして今作では、キャラビルド要素として巨大なスキルツリーが用意されています。回転しながら周りの敵をなぎ払える「ワールウィンド」といった戦闘スキルや「移動速度が4%上昇する」といったパッシブスキルまでかなりの数のスキルが用意されており、自分好みのキャラビルドが楽しめます。またスキルの振り直しはスキル取得画面からいつでも可能で、さらに必要なコスト(お金)も少なめ。この技はやっぱりいらないなと思ったらすぐに取り消せるので、実際に使って試しながら選んで行けるのは魅力だと感じました。実際こはくは雷魔法ビルドから炎魔法ビルドに速攻で乗り換えてました。

なお先行版はレベル25が強化上限のため確認できませんでしたが、スキルツリーの横に「パラゴン(レベル50)」という表記もありさらなる強化要素にも期待できそうです!

スキルツリーを気軽に振り直せるため、様々なビルドが試せる

MMO要素にも期待が持てる

ライブ配信後、定時に開催を予定していたワールドボスイベントに参加してきました!どこにいるのか分からずはじめは探し回っていたのですが、出現30分前くらいに予告マーカーがワールドマップ表示されるため場所はわかりやすかったです。挑戦したのが深夜帯ということもあってか、参加人数も少なめで、凶悪な範囲攻撃をしてくる「悪疫の王 アシャバ」にまるで死にゲーの様に何度も何度も倒されてしまいました…!!
倒れてしまっても近くのチェックポイントで復活できるのですが、倒れるたびに装備の耐久値が減るので蘇生→特攻→倒されるを繰り返した結果、最後には装備の全部位が壊れていましたwww

惜しくも取り逃がした「悪疫の王 アシャバ」

1回目の参加では惜しくも時間切れで倒せなかったので、悔しくてレベル上げに行きました(熱くなっているw)。そして2時間後の午前5時、ボスの攻撃パターンを理解できていることもあり、見事リベンジを果たせました!!

製品版では他のワールドボスも実装されると思いますし、レジェンダリー装備もたくさん出るので皆んなでワイワイしながら倒せれば盛り上がるコンテンツになると感じました。

倒すとレジェンダリー装備が大量に出る

本作では他のプレイヤーとクランを作ることができるほか、PVP要素(専用エリアのみ)の実装も予定されています。PVP要素の詳細について現時点では明かされていませんが、クラン同士でなんらかの競い合いのコンテンツなどが実装されるのでは…?とかなり期待しています!!

クランの管理画面

ライブ配信の動画

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協力ゲーム通信

二人そろって幼稚園児(年長)時代に無事ゲーマーデビューを果たし、それ以来の人生をゲームに捧げてきたヘビーゲーマー夫婦です。カップルやフレンドだけで楽しめる協力プレイ可能なゲームをじっくりプレイした上でレビューします!

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